本日、。
春一番のような強風が吹いています。
昨日は、NHKカルチャー講座「初めての日本みつばちの飼い方」でした。
日本みつばちを飼い始めて4年目。
NHKカルチャーでは、いつもは「無農薬・家庭菜園の法則」講座http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.htmlを持っています。
その関係もあって、今回日本みつばちの講座のお話が出ました。
今回は、3月1日に募集がはじまって、2日には、18名の生徒さんが集まり、当日は、34名でキャンセル待ちの状況でした。
日本みつばちの人気が強いことがよくわかりました。
まだベテランとも、素人ともいえないこの時期に講座を持つのは早いような気がしましたが、
今なら初めての方の視点もまだ残しているので、やってみようと思いました。
今回の講座内容は、全くはじめての方がほとんどでしたでの、入門編として、
1.日本みつばちとは?
2.西洋ミツバチとの違い
3.みつばちの危機
4.日本みつばちらしい飼い方
5.質疑応答
を行いました。
日本みつばちと、西洋ミツバチは、異なります。
写真の中央に1匹だけ頭を上にした大きめの蜜蜂が、「西洋ミツバチ」です。
ミツバチマーヤなどで紹介されているように、お尻の黄色いラインがはっきりしていて黄色い感じがするのが特徴です。
蜂蜜の取れる量は、日本みつばちよりかなり多く、アカシヤやレンゲといった単一の蜜を短期集中して集める特徴があります。
その他の、お尻を上に集まっているのが、「日本みつばち」です。
西洋ミツバチよりも一回り小さく、お尻の黒いラインがはっきりしていて、全体が黒っぽい
感じです。
西洋ミツバチに比べると「日本みつばち」は、働き蜂が一生に集める蜜は、小さじ半分ともいわれます。
1年間で、100種類もの花の蜜を集めることから、日本みつばちの蜂蜜は、「百花蜜」と呼ばれ貴重です。
今世界中の蜜蜂(西洋ミツバチ)はなぜか、突如としていなくなったり、大量死が見つかって原因不明の未曾有の危機になっています。
なぜなら、蜜蜂がいなくなると、リンゴやナシ、イチゴに、メロンをはじめアーモンド、レモン、キュウリなど農作物が実をつけなくなります。
つまり、蜜蜂が花粉や蜜を集めることで、受粉がされ、実を結んでいた野菜や果樹ができなくなるからです。
世界規模で、大問題になっている西洋ミツバチ。
西洋ミツバチの女王蜂をほぼ100%輸入に頼っている日本もその影響をもろにうけているのえ、今年あたりから農作物の価格がじわじわ上がるかもしれません。
西洋ミツバチの大量死の背後には、未知の伝染病・アカダニなど野生種の日本みつばちにはない症状があり、人工交配を繰り返した西洋ミツバチのもろさが浮き彫りになりました。
今回の講座では、貴重な在来種の「日本みつばち」が引き続き、日本で生き残ってもらうため、西洋ミツバチの二の轍を踏まない日本みつばちの野生を活かした養蜂の基礎をお伝えしました。
今回は、予想以上に参加者が集まったので、助っ人として日本みつばちの師匠の一人である「日本みつばち寿研究所」の所長の山本さんにも来て手伝っていただきました。
山本さんと私で、のこり1時間は質疑応答をしました。
参加者の質問に、2人で答えながら理解を深める方法です。
山本さんは、毎年自然分蜂を16群以上取り入れているベテランで、
養蜂業の傍ら、多くの方に日本みつばちの魅力や飼い方を教えています。
今回は、いろいろな巣箱を持ってきていただき、実践から生まれる知恵を教えていただきました。
日本みつばちは、日本が誇る「世界遺産」級の財産です。
日本みつばちをコントロールすることよりも、日本みつばちの生態を学びながら蜂蜜を分けてもらいながらいろいろなことを学べます。
野菜も養蜂も自然のものに人が関わって生れたものです。
野生を残した日本みつばちを守りながら、日本みつばちと共に生きていく方法を模索する中に、自然界で人間が生きていく活路があると思っております。
今回NHKカルチャーの日本みつばち講座が大好評だったので、
6月、10月にも続編の「はじめての日本みつばちの飼い方」講座を予定しております。
宜しくお願いいたします。
※募集は、だいたい5月~だと思います。
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いよいよ今週末にはじまります。
『Azumino自給農スクール2010』3月入学の募集です。
いよいよ3月21日(日)スタートします。
http://blog.goo.ne.jp/taotao39/e/519306f61298e8d0d4d2ef31549d1aec
3月21日(日)~12月12日(日)年10回開催。
家庭菜園をはじめたい方、無農薬自然栽培(自然農・自然農法)を学びたい方、
田舎暮らしはじめたい方、田んぼや雑穀など自給自足したい方お奨めの総合農業講座です。
※単発参加もございます。
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春一番のような強風が吹いています。
昨日は、NHKカルチャー講座「初めての日本みつばちの飼い方」でした。
日本みつばちを飼い始めて4年目。
NHKカルチャーでは、いつもは「無農薬・家庭菜園の法則」講座http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.htmlを持っています。
その関係もあって、今回日本みつばちの講座のお話が出ました。
今回は、3月1日に募集がはじまって、2日には、18名の生徒さんが集まり、当日は、34名でキャンセル待ちの状況でした。
日本みつばちの人気が強いことがよくわかりました。
まだベテランとも、素人ともいえないこの時期に講座を持つのは早いような気がしましたが、
今なら初めての方の視点もまだ残しているので、やってみようと思いました。
今回の講座内容は、全くはじめての方がほとんどでしたでの、入門編として、
1.日本みつばちとは?
2.西洋ミツバチとの違い
3.みつばちの危機
4.日本みつばちらしい飼い方
5.質疑応答
を行いました。
日本みつばちと、西洋ミツバチは、異なります。
写真の中央に1匹だけ頭を上にした大きめの蜜蜂が、「西洋ミツバチ」です。
ミツバチマーヤなどで紹介されているように、お尻の黄色いラインがはっきりしていて黄色い感じがするのが特徴です。
蜂蜜の取れる量は、日本みつばちよりかなり多く、アカシヤやレンゲといった単一の蜜を短期集中して集める特徴があります。
その他の、お尻を上に集まっているのが、「日本みつばち」です。
西洋ミツバチよりも一回り小さく、お尻の黒いラインがはっきりしていて、全体が黒っぽい
感じです。
西洋ミツバチに比べると「日本みつばち」は、働き蜂が一生に集める蜜は、小さじ半分ともいわれます。
1年間で、100種類もの花の蜜を集めることから、日本みつばちの蜂蜜は、「百花蜜」と呼ばれ貴重です。
今世界中の蜜蜂(西洋ミツバチ)はなぜか、突如としていなくなったり、大量死が見つかって原因不明の未曾有の危機になっています。
なぜなら、蜜蜂がいなくなると、リンゴやナシ、イチゴに、メロンをはじめアーモンド、レモン、キュウリなど農作物が実をつけなくなります。
つまり、蜜蜂が花粉や蜜を集めることで、受粉がされ、実を結んでいた野菜や果樹ができなくなるからです。
世界規模で、大問題になっている西洋ミツバチ。
西洋ミツバチの女王蜂をほぼ100%輸入に頼っている日本もその影響をもろにうけているのえ、今年あたりから農作物の価格がじわじわ上がるかもしれません。
西洋ミツバチの大量死の背後には、未知の伝染病・アカダニなど野生種の日本みつばちにはない症状があり、人工交配を繰り返した西洋ミツバチのもろさが浮き彫りになりました。
今回の講座では、貴重な在来種の「日本みつばち」が引き続き、日本で生き残ってもらうため、西洋ミツバチの二の轍を踏まない日本みつばちの野生を活かした養蜂の基礎をお伝えしました。
今回は、予想以上に参加者が集まったので、助っ人として日本みつばちの師匠の一人である「日本みつばち寿研究所」の所長の山本さんにも来て手伝っていただきました。
山本さんと私で、のこり1時間は質疑応答をしました。
参加者の質問に、2人で答えながら理解を深める方法です。
山本さんは、毎年自然分蜂を16群以上取り入れているベテランで、
養蜂業の傍ら、多くの方に日本みつばちの魅力や飼い方を教えています。
今回は、いろいろな巣箱を持ってきていただき、実践から生まれる知恵を教えていただきました。
日本みつばちは、日本が誇る「世界遺産」級の財産です。
日本みつばちをコントロールすることよりも、日本みつばちの生態を学びながら蜂蜜を分けてもらいながらいろいろなことを学べます。
野菜も養蜂も自然のものに人が関わって生れたものです。
野生を残した日本みつばちを守りながら、日本みつばちと共に生きていく方法を模索する中に、自然界で人間が生きていく活路があると思っております。
今回NHKカルチャーの日本みつばち講座が大好評だったので、
6月、10月にも続編の「はじめての日本みつばちの飼い方」講座を予定しております。
宜しくお願いいたします。
※募集は、だいたい5月~だと思います。
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いよいよ今週末にはじまります。
『Azumino自給農スクール2010』3月入学の募集です。
いよいよ3月21日(日)スタートします。
http://blog.goo.ne.jp/taotao39/e/519306f61298e8d0d4d2ef31549d1aec
3月21日(日)~12月12日(日)年10回開催。
家庭菜園をはじめたい方、無農薬自然栽培(自然農・自然農法)を学びたい方、
田舎暮らしはじめたい方、田んぼや雑穀など自給自足したい方お奨めの総合農業講座です。
※単発参加もございます。
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