無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

タマネギの自家採種

2010-11-13 08:21:33 | 自家採種
本日、

昨日ようやく大麦・小麦の種まきが終わりました。
正直、遅れ気味でしたので心配はありますが、暖冬なので無事育ってもらいたいものです。


今年は、お米の収穫がいつもよい遅く、そしてはざ掛けが雨の関係上1週間多く干したので、
脱穀が今月末まで遅れています。

それに伴って遅れたといえば、タマネギの自家採種の植え付けです。

タマネギは2年かかります。
今年収穫したタマネギの中から選りすぐりの玉ねぎを植え直して、
翌春に花を咲かせ種を採ります。

ここ数年自家採種があまり上手くいきません。
寒さと梅雨時期の開花とまだわからないことも多い野菜です。

今年は、植え直すのが遅かったので、いつものようにタマネギを溝に置くだけでなく、
タマネギの株間にくん炭を入れました。


全部で45個の選抜タマネギです。
新しい根が出てきたら、土を被せます。


さらに、朝夕の霜対策で寒冷紗もかけました。

やはり時期にできないと、野良仕事にはより資材が必要になります。

自家採種は、野菜にとっての自然とはなにかを基本に考えます。
この場合、霜が降りるようになると人ももう一枚重ね着をします。
タマネギもそのままでは風邪をひくかもしれないので、寒冷紗をかけました。

もし自家採種を失敗させたとき、何かが適ってなかったからだと思います。
その失敗の経験から野菜の自然感を学んできたつもりです。
種を採れる環境で栽培するのが自然栽培のポイントだと思います。
コメント
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