無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

Azumino自給農スクール11月(冬支度の野良仕事)午前の部

2010-11-08 23:59:23 | 自然菜園スクール
本日、

今週の日曜日は、Azumino自給農スクール11月の開催日でした。
当スクールでは、自然農・自然農法・有機農業をはじめとした無農薬栽培の基本から応用まで学び体験型教室で、今年で4年目になります。


霜が降りはじめ、野菜も朝には凍っています。
冬野菜は寒さに強いものですが、白菜などは荒縄などで頭部を縛ってあげることで寒さ対策をしてあげます。


同じく、先月植えたイチゴの苗はしっかり根が深くまで張ったところで、
ワラを敷いてあげます。
そうすることで、寒さに根がやられずに済み、来年の実も土に着かなくて助かります。


ワラマルチの使い道は豊富です。
タマネギを植える時も草マルチやワラマルチしてあげることで寒さ対策、そして生長を助けてくれます。


当スクールでは、種が自分で採れるように(自家採種できるように)なるべく自家採種子を使ったり、
自分で自家採種できることも学びます。


自家採種することで、野菜の一生と付き合い、種の蒔き方を野菜自身に学びます。

今回、越冬野菜として蒔く房州早生ソラマメは、鞘の中に2~3粒ずつ入っています。


ソラマメなどマメ科の野菜は鞘から自然に発芽できる仕組みを持っています。

そこで、種蒔きも鞘の中から発芽する仕組みから、
鞘の中に入った状態で蒔いてあげます。


午前中の野菜作り講座の後半は、裸麦を蒔きました。


空が高く、温かい気候ですが、もう空は冬空です。

みんなで土作りにもなる麦蒔きを体験しました。
麦は、深くまで土を根で耕し、ワラを与えてくれ、有機物は土に還ります。

次回は、この後の安曇野スタイル(という安曇野全域のイベント)の最終日と重なった菜園食堂Deva Cafeランチと田んぼでの脱穀体験会をご紹介します。


コメント
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