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本日、の予報。
昨日、コメント欄に「廃鶏の鶏と、ウコッケイが共存し、
コンパニオンプランツ(共栄植物)のように、共存共栄する」する話を聞きたいとコメントがありました。
私個人的にも、とても勉強になった話なので、
久々のコメントの公開を行おうと思います。
ちなみに、写真は、白いウコッケイしかいないはずなのに、黒いウコッケイと、
ウコッケイに温めてもらい孵化した鶏の中雛たちです。
私の鶏小屋には、廃鶏のボリスブランを主体とする鶏15羽と、ウコッケイ12羽が共存しております。
鶏小屋の広さなど環境から、うちでは、鶏だけで20羽を超えると、
鶏どうしで喧嘩をし、イジメが始まったり、環境が悪化するので、20羽を超えないように飼っています。
ところが、ウコッケイを12羽足して、20羽を超えても鶏小屋は平和そのものです。
それはなぜでしょう?
鳥たちを観察していて、鶏とウコッケイは、狭い小屋ながら上手く住み分けしているために、険悪な関係が発生していないことに気づきました。
例えば、
1)廃鶏は、食べ慣れたトウモロコシが大好きで、ウコッケイは、玄米や草が大好き。
2)廃鶏は、餌があれば食べ続け、、ウコッケイは、腹八分目でやめている。
3)廃鶏は、喧嘩をするが、、ウコッケイは、さっさと逃げてしまう。
4)廃鶏は、夕方も良く食べる、、ウコッケイは、さっさと止まり木に帰って寝てしまう。
5)廃鶏は、卵を産むときに他を排除し温めません。、ウコッケイは、卵を温めて、他の鶏を迎え入れる。
といった感じです。
そして、餌や寝床上手く住み分けをしていること、お互いを受け入れていることなど鶏とウコッケイは、
鶏もウコッケイも競争が起こらず見事に共存しています。
この関係を見ていて気付いた点は、この両者の関係とコンパニオンプランツの野菜の組み合わせは、とても似ていると思いました。
バジルとナスとラッカセイ
コンパニオンプランツとは、共栄植物といわれ、お互いに一緒に植えておくと野菜などの生長を促進したり、病虫害を予防したり、
文字通りお互いにとってとても良い関係を築け、共存できる組み合わせがあります。
どうもこの良い混植の関係(コンパニオンプランツになる条件)は、
鶏とウコッケイの関係に似ていると思います。
つまり、お互いに「養分、光、水の好み」や、「根の張り方」などが異なるため、
競合(競争)関係が生まれにくく、鶏の卵をウコッケイが自然に受け入れ温めるかのように、
お互いの野菜が受け入れる関係があり、もちつもたれず、共存できる関係が生まれるのではないでしょううか?
例えば、良く知られる写真のバジルとトマトのコンパニオンの関係は、
トマトとバジルを混植すると、トマトの風味がよくなり、お互いの害虫を寄せ付けない言われています。
トマトが美味しくなるのは、想像ですが、どうも過剰な水分をバジルがたくさん使うため、
フルーツトマトのように、トマト自身が水が足りないことで、より濃縮した実をつけ美味しくなるのかもしれないと思いました。
この関係は、鶏がトマトで、バジルがウコッケイのような関係に近いと思いました。
トマトがこのむ養分とバジルの好む養分は違うでしょうし、ウコッケイがいることで、
鶏も卵を温めてもらえるように、トマトの実が美味しくなる。
強引ですが、「両者の共存」、もしくは「もちつもたれずの関係」が生まれる時には、
過剰な競争は生まれず、むしろお互いにとっても良い関係が生まれやすい組み合わせがありそうです。
ピーマンとエダマメも相性がよいのですが、
こちらは、エダマメの根に共生する根粒菌などの土を豊かにする働きが、
ピーマンにとっても好都合なので、お互いに上手く育ちます。
このような、片方が片方の養分なども作る関係は、鶏とウコッケイにはありませんが、
ピーマンとエダマメを余り近くに混植し過ぎると、
光や水分の競合が生まれてしまうので、お互いにのびのび育つある程度の距離が必要ということは、
鶏とウコッケイにもいえます。
つまり、鶏とウコッケイを一緒に飼う秘訣も、
お互いによってのびのびできる環境(餌が豊富、新鮮な水が豊富、水が砂浴びができる広さ、止まり木の数)があってこその、共存(住み分け)です。
同じ生きものどうしが一緒に共存できるようにするためには、最低条件があり、
競合よりもお互いに尊重しあえる関係が築けるかどうかかもしれません。
あくまで、イメージ的な仮説ですが、まだなぜうまくいくかはっきりわからないコンパニオンプランツの関係も
その点がとても大切なような気がします。
コンパニオンプランツどうしをただ一緒にすれば共栄関係が結べるのではなく、
お互いに育ちやすい環境を調え、良い距離感を保つことがお互いの生育を更に良くするようです。
基本的に、非公開な私の自給自足life農園ですが、年に一度の見学会などの時に
人間の都合に合わせて品種改良された鶏(野菜)と、
野性が色濃く残るウコッケイ(ハーブなど)の共存関係は、コンパニオンプランツに通じ、
とても面白いと思い鶏小屋を紹介する時に、つい話しています。
*****************************
7月の菜園教室の予定
7月27日(水)『ずくなし家庭菜園教室』
内容:夏野菜の復活法、ハクサイの育て方
場所:ずくなし2階にあるどんぐり公民館
時:毎月第4水曜日 19:00~20:30
参加費:2,000円 希望者20:30~1階で交流会
http://shop.asama-de.com/b/zukunashi/news/#1
7月28日(木)29(金)究極の信州そば講座(1)
内容:温泉旅館に泊まり、畑で自然農法によるそば栽培&収穫したそばを使ってのそば打ち体験
企画:浅間温泉玉之湯http://www.asama-tamanoyu.co.jp/
詳細は↓
http://www.asama-tamanoyu.co.jp/data/contact/image/img_1309179094_4.jpg
7月30日(土)Azumino自給農スクール(田んぼコース)
蕎麦の播種、自農センター見学会
田んぼの基本から自給できるノウハウまで、一緒に体験しながら学べます。
8月10日(水)NHKカルチャー「失敗しない無農薬栽培の育て方(夏)」
夏野菜の収量アップの方法(2)秋野菜の定植、ダイコン、ネギ苗の育て方
詳細は、http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html
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昨日、コメント欄に「廃鶏の鶏と、ウコッケイが共存し、
コンパニオンプランツ(共栄植物)のように、共存共栄する」する話を聞きたいとコメントがありました。
私個人的にも、とても勉強になった話なので、
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ちなみに、写真は、白いウコッケイしかいないはずなのに、黒いウコッケイと、
ウコッケイに温めてもらい孵化した鶏の中雛たちです。
私の鶏小屋には、廃鶏のボリスブランを主体とする鶏15羽と、ウコッケイ12羽が共存しております。
鶏小屋の広さなど環境から、うちでは、鶏だけで20羽を超えると、
鶏どうしで喧嘩をし、イジメが始まったり、環境が悪化するので、20羽を超えないように飼っています。
ところが、ウコッケイを12羽足して、20羽を超えても鶏小屋は平和そのものです。
それはなぜでしょう?
鳥たちを観察していて、鶏とウコッケイは、狭い小屋ながら上手く住み分けしているために、険悪な関係が発生していないことに気づきました。
例えば、
1)廃鶏は、食べ慣れたトウモロコシが大好きで、ウコッケイは、玄米や草が大好き。
2)廃鶏は、餌があれば食べ続け、、ウコッケイは、腹八分目でやめている。
3)廃鶏は、喧嘩をするが、、ウコッケイは、さっさと逃げてしまう。
4)廃鶏は、夕方も良く食べる、、ウコッケイは、さっさと止まり木に帰って寝てしまう。
5)廃鶏は、卵を産むときに他を排除し温めません。、ウコッケイは、卵を温めて、他の鶏を迎え入れる。
といった感じです。
そして、餌や寝床上手く住み分けをしていること、お互いを受け入れていることなど鶏とウコッケイは、
鶏もウコッケイも競争が起こらず見事に共存しています。
この関係を見ていて気付いた点は、この両者の関係とコンパニオンプランツの野菜の組み合わせは、とても似ていると思いました。
バジルとナスとラッカセイ
コンパニオンプランツとは、共栄植物といわれ、お互いに一緒に植えておくと野菜などの生長を促進したり、病虫害を予防したり、
文字通りお互いにとってとても良い関係を築け、共存できる組み合わせがあります。
どうもこの良い混植の関係(コンパニオンプランツになる条件)は、
鶏とウコッケイの関係に似ていると思います。
つまり、お互いに「養分、光、水の好み」や、「根の張り方」などが異なるため、
競合(競争)関係が生まれにくく、鶏の卵をウコッケイが自然に受け入れ温めるかのように、
お互いの野菜が受け入れる関係があり、もちつもたれず、共存できる関係が生まれるのではないでしょううか?
例えば、良く知られる写真のバジルとトマトのコンパニオンの関係は、
トマトとバジルを混植すると、トマトの風味がよくなり、お互いの害虫を寄せ付けない言われています。
トマトが美味しくなるのは、想像ですが、どうも過剰な水分をバジルがたくさん使うため、
フルーツトマトのように、トマト自身が水が足りないことで、より濃縮した実をつけ美味しくなるのかもしれないと思いました。
この関係は、鶏がトマトで、バジルがウコッケイのような関係に近いと思いました。
トマトがこのむ養分とバジルの好む養分は違うでしょうし、ウコッケイがいることで、
鶏も卵を温めてもらえるように、トマトの実が美味しくなる。
強引ですが、「両者の共存」、もしくは「もちつもたれずの関係」が生まれる時には、
過剰な競争は生まれず、むしろお互いにとっても良い関係が生まれやすい組み合わせがありそうです。
ピーマンとエダマメも相性がよいのですが、
こちらは、エダマメの根に共生する根粒菌などの土を豊かにする働きが、
ピーマンにとっても好都合なので、お互いに上手く育ちます。
このような、片方が片方の養分なども作る関係は、鶏とウコッケイにはありませんが、
ピーマンとエダマメを余り近くに混植し過ぎると、
光や水分の競合が生まれてしまうので、お互いにのびのび育つある程度の距離が必要ということは、
鶏とウコッケイにもいえます。
つまり、鶏とウコッケイを一緒に飼う秘訣も、
お互いによってのびのびできる環境(餌が豊富、新鮮な水が豊富、水が砂浴びができる広さ、止まり木の数)があってこその、共存(住み分け)です。
同じ生きものどうしが一緒に共存できるようにするためには、最低条件があり、
競合よりもお互いに尊重しあえる関係が築けるかどうかかもしれません。
あくまで、イメージ的な仮説ですが、まだなぜうまくいくかはっきりわからないコンパニオンプランツの関係も
その点がとても大切なような気がします。
コンパニオンプランツどうしをただ一緒にすれば共栄関係が結べるのではなく、
お互いに育ちやすい環境を調え、良い距離感を保つことがお互いの生育を更に良くするようです。
基本的に、非公開な私の自給自足life農園ですが、年に一度の見学会などの時に
人間の都合に合わせて品種改良された鶏(野菜)と、
野性が色濃く残るウコッケイ(ハーブなど)の共存関係は、コンパニオンプランツに通じ、
とても面白いと思い鶏小屋を紹介する時に、つい話しています。
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7月の菜園教室の予定
7月27日(水)『ずくなし家庭菜園教室』
内容:夏野菜の復活法、ハクサイの育て方
場所:ずくなし2階にあるどんぐり公民館
時:毎月第4水曜日 19:00~20:30
参加費:2,000円 希望者20:30~1階で交流会
http://shop.asama-de.com/b/zukunashi/news/#1
7月28日(木)29(金)究極の信州そば講座(1)
内容:温泉旅館に泊まり、畑で自然農法によるそば栽培&収穫したそばを使ってのそば打ち体験
企画:浅間温泉玉之湯http://www.asama-tamanoyu.co.jp/
詳細は↓
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7月30日(土)Azumino自給農スクール(田んぼコース)
蕎麦の播種、自農センター見学会
田んぼの基本から自給できるノウハウまで、一緒に体験しながら学べます。
8月10日(水)NHKカルチャー「失敗しない無農薬栽培の育て方(夏)」
夏野菜の収量アップの方法(2)秋野菜の定植、ダイコン、ネギ苗の育て方
詳細は、http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html
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