無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

Azumino自給農スクール11月(自然農園で土作り)

2011-11-30 08:18:35 | 自然菜園スクール
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本日、


先週末は、Azumino自給農スクール(畑コース)でした。

ハクサイなども見事に結球し、霜で甘みや旨みが増してきました。
霜で傷まないように、ワラなどで巻いてあげます。


自然農園での土作りは、堆肥や耕すことだけではありません。

ムギを育てることも大切な土作りです。


スクールでは、ムギ踏みをしました。
霜で浮いた根を土に戻し、根張りを良くしてくれます。


この畑は、2年前までクルミ畑で、森林のような場所でした。
森林といえば、よい場所だと思いますが、森にキャベツ、ダイコン、ナスが生えていないように、
森に近い場所は、畑としてはまだ未熟で、まずは畑の土に変えて言うことが大切です。

そこで、ムギも良くは生長しなかったので、今年は、緑肥を鋤きこんだ後、ムギを蒔き、
今回、補いとして米ぬかをたっぷりみんなで撒きました。


真っ白に見えるのが、米ぬかです。
米ぬかはすぐには分解しませんから、来年の2~3月には土の生きものに分解され、
ムギの養分にもなります。




去年生育が悪かった畑では、ダイズを育てています。


大豆の根には根粒菌が共生しているため、ダイズは痩せていても育つ仕組みが備わっています。

実は根粒菌は、空気中の窒素を固定してくれるため、ダイズを育てると土が肥えたり、吸収しやすい土作りになります。


大豆も鈴なりになり乾燥し、落葉したので、みんなで大豆の収穫もしました。


土作りの結果は、目でも診断することができます。

手前の土はしっとりと、粒がコロコロしています。
奥の土は、サラサラと粒が小さい土です。

手前の土は、土が奥の土だったものが、ムギや大豆を育てることなどで、団粒化したものでした。

団粒構造は、土の立体マンションで多くの土の生きものの働きと有機物で成り立っています。

手前の土の中には、草などの根がびっしり生えていたのですが、奥の土には根が余りありませんでした。

根が発達し、根張りが良くなるような特徴を団粒化は持っています。
土を団粒化することで、畑ではいろいろな野菜や穀物が安定して生育し、収量も品質も良くなります。



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12月の菜園の教室案内


あずみの自然農塾2011
12月3日(土)~4日(日)
野沢菜漬け、味噌造り、キムチ造り、餅つき、1年のまとめなど
シャロムヒュッテで、自然農を自分の区画を持ちながら学べます。
単発参加で体験もできます。


Azumino自給農スクール
12月10日(土)~11日(日)
「共通コース」野沢菜漬け、合鴨解体、新米食べ比べ、餅つき、お飾り作り、1年のまとめなど

今回は、一年の締めくくり、安曇野地球宿さんで1泊2日の総まとめです。
一年の実りに感謝して、育てたものをいただき、来年に備えます。


『ずくなし家庭菜園教室』
12月28日(水) 
内容:種子の保存、ボカシ作り、クン炭
場所:ずくなし2階(どんぐり公民館)
時:毎月第4水曜日 19:00~20:30 
参加費:2,000円 希望者20:30~1階で交流会


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