無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

稲刈り前の草刈り、畦で、田芋(サトイモ)がすくすくと育つ

2013-09-19 15:15:52 | 自然菜園の技術 応用
本日、


今年で田んぼの畦でサトイモを育てて5年。
つまり連作で、自家採種し続けている福井の在来種「大野芋」が今年も健やかに育っています。

サトイモと言えば、芋名月。
「芋名月」というのは、里芋など芋類をお供えして、その収穫をお祝いすることに由来しているとか。

里芋は米が伝来するまでの日本の主要な農作物、
これを捧げて、満月に感謝し、豊作祈願したのでしょう。

今日9月19日が「中秋の名月」です。

暦の関係で、中秋の名月は必ずしも満月になるとは限らないそうですが、
今年は2011年、2012年に続いて中秋の名月が満月です。中秋の名月当夜の満月は、今年を最後に2021年まで見られないとのこと。


田んぼの畦から自然に伝わってくる水と、
田んぼの畦草をたっぷり草マルチすることで、
サトイモが育ちにくい畑でそだてるよりも立派に育ちました。


サトイモの葉の葉脈が線対称なのも健やかに育ったひとつの印。

ショウガとサトイモを交互に植えることでお互いによく育っているようです。


イセヒカリはまさにこれから穂を実らせる黄金色一歩手前、


黒米はもうすぐ稲刈り。




コシヒカリは、一番最後に植えたにも関わらず、猛暑の影響か一番最初に刈り時が来そうな勢いです。

秋のお彼岸に入り、稲刈り前の周囲の草刈りです。
ネズミもモグラもこれから越冬場所を求めて移動しますので、越冬場所に選ばれては来年の栽培が大変になってしまいます。

今年は何かと忙しく草刈りが追いついていませんでしたが、これから挽回していきたいと思います。
この田んぼの草刈りは今日終わり、来月頭から稲刈りを始めたいと思い、最後の入水をしました。

最後まで稲に水を吸わせて元気に美味しく育ってもらうためのおまじないです。

お米を自給できるようになってもうずいぶん経ちますが、それでも毎年この時期お米が実り黄金色になる景色は絶景で感無量です。
今年は、自分が育てたいお米にずいぶん近くなりました。
色々な方のご協力や地域もお水、そして雷さんなどの御蔭です。本当にありがたいことです。



【9/23(祝)無農薬・自然菜園プランター(イチゴ&ニンニク)講座】

秋分の日に、松本市深志3のベーグル専門店「ナチュラルベーグル歌」さんで行われる無農薬・自然菜園コンパニオンプランツプランター(イチゴ&ニンニク)講座を行います。

講義のみは2,000円、プランターなどキット教材は、講義と合わせて4,800円で、14:30~(開場14:00)行います。
先着予約制で10セット、15名限定です。

お申込み・お問い合わせは、ナチュラルベーグル歌さん、0263-35-8876までお願いいたします。お車で参加したい方は、駐車場についてお申込みの際お問い合わせください。

FBイベントサイト https://www.facebook.com/events/531703373566213/
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