無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

夏野菜の片づけ=来年への準備

2016-10-25 02:59:47 | 日々の自然菜園
本日、のちの予報。

昨日は、自然菜園スクール【安曇野校】の雑穀&蕎麦の脱穀、調整を行ってきました。
それは、今度のブログでアップしますね。




この2枚の写真の違いは?




霜が降りる前に、まだ枯れていない晩秋のトマトです。

赤い実や食べる分だけ青い実を収穫し、夏野菜を片付けながら、来年の春の準備に入りました。


まずは、支柱に残ったトマトの枝葉を30㎝位にのこぎり鎌やハサミでカットし、株元に育っているキャベツやハクサイにマルチしてあげます。


こんな感じです。

キャベツやハクサイがまんべんなく光が当たり、トマトの草マルチで嬉しそうですね。






そのキャベツさんたちの根があまりない場所に、トマトの草マルチをかき分け、無臭ニンニクを植えていきます。




トマト畑が、キャベツ畑、ニンニク畑に変わりました。

自然菜園では、単なる片づけ、草刈りは行わず、次々と野菜がよく育つように、草を刈り敷き、どんどんリレーで野菜を植えていきます。
その結果、どんどん次々野菜が良く育っていくので、耕してリセットする必要もなく、暇もありません。

鹿児島の屋久島の縄文杉たちは、落雷などで倒れると、その切り株のそばにすぐに何かが生えてきて、また杉林になっていき、絶え間なく生き物の生命がバトンダッチされ、リレーされていきます。

次々なんでも植えていいわけでなく、一番自然に育つだろう自然の摂理に適った野菜のリレーをすることによって、トマトは、キャベツを育て→キャベツは、ニンニクと育ち→来春レタスも加わり、またトマトにもどっていくわけです。




トマトの隣の畝で、先日収穫したカリフラワーもそうした生命の循環の中、立派に育ちました。

この菜園は、自然菜園に農薬・化学肥料の畑だったところから4年目を迎えております。

去年から、より野菜が自然に育ちやすくなり味も美味しくなってきて、今年は特に美味しさに風味が加わり、後味も楽しめるようになってきました。

連綿と続く自然の営み、生命の営みを感じつつ、今年の野菜の終わりと来年の始まりを感じております。

今朝は初霜かもしれない天気予報です。

霜は、世界を一変させ、いきなり冬に突入モードに切り替わる時です。

絶え間ない変化と、変わらぬ営みによって生かされていることにただただ感謝です。


2016年内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

来月は11/2(水)は、18:30~長野市城山公民館で自然菜園講座です。
・野菜の収穫・越冬保存のポイント/菜の花、野沢菜、ニンジン、ゴボウなど
・冬の土づくり/畑の片づけ方、土壌分析、有機物の種類と使い方、冬の米ぬか
利用法
・越冬野菜の越冬のコツ/保温材の使い方、モミガラ、ハコベ、ワラなど

コメント (8)
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