
本日
。
今日は寒風が強く、体感温度はすごく寒かったです。
安曇野は、秋を越して冬になっているのを感じました。
数ある野菜の中で、自然栽培(無農薬・低or無肥料)の魅力が発揮させるのは、なんといっても玉葱です。
肥料をほとんどあげないので、売っているソフトボール大の(玉葱の)ような立派なものはよほどいい土地でない限りできませんが、ゴルフボール大~テニスボール大の大きさのものが育ちます。
自然栽培の玉葱の魅力3つ
1)風味の良さ
2)保存性が高い
3)砂糖などの調味料が減る。
玉葱の原種といわれているものは、ゴルフボール大だそうです。
日本の玉葱の規格でいけば、規格外か3Sでしょう。
だけれども、その小さな玉葱が買えない旨さと保存性ゆえに、毎年手塩にかけて育てます。
玉葱は、一般的に多肥料むきといわれ、
野菜の中でも、かなりの窒素・リン酸系の肥料を使います。
ところが、肥料をいれると大きくなるのですが、明らかに保存性が落ちます。
というのも、多肥料栽培の場合、玉葱の巻く枚数が少なく、巻きがあまくなります。そうすると、ひどいものは中から溶けたりして、腐敗しやすくなります。
ところが、肥料でなく、土でしっかり育てると
生長そのものはしないものの、巻く枚数が多くなり、結果旨みが凝縮したような実の詰まった玉葱に育ちます。
玉葱は、やたら大きくするのではなく、小さく硬く締まったものが極上と思います。
極上玉葱の育て方
1)一番豊かな場所にクン炭を撒いてから、敵機に定植します。
2)直径5mm程度の割り箸くらいの苗を3~4cmの深さに植えます。
3)苗は、根っこを乾かさずに定植するのが望ましく、苗採り後すぐに植えるか、新聞紙でくるみます。
4)定植後、玉葱の苗と土が密着するように根元をしっかり踏んであげます。
5)2月中に生育が悪い場合のみ、追肥(ボカシ少々)をします。
6)3~5月中に雨が降らない場合は、灌水してあげると良いでしょう。
7)6割前後葉が倒伏したら、晴れた日に収獲します。
8)葉が倒伏したものがより保存性が高いです。
まだまだ植え終わっていない玉葱ですが、来年のためにも明日もしっかり定植したいです。

今日は寒風が強く、体感温度はすごく寒かったです。

安曇野は、秋を越して冬になっているのを感じました。
数ある野菜の中で、自然栽培(無農薬・低or無肥料)の魅力が発揮させるのは、なんといっても玉葱です。
肥料をほとんどあげないので、売っているソフトボール大の(玉葱の)ような立派なものはよほどいい土地でない限りできませんが、ゴルフボール大~テニスボール大の大きさのものが育ちます。
自然栽培の玉葱の魅力3つ
1)風味の良さ
2)保存性が高い
3)砂糖などの調味料が減る。
玉葱の原種といわれているものは、ゴルフボール大だそうです。
日本の玉葱の規格でいけば、規格外か3Sでしょう。
だけれども、その小さな玉葱が買えない旨さと保存性ゆえに、毎年手塩にかけて育てます。
玉葱は、一般的に多肥料むきといわれ、
野菜の中でも、かなりの窒素・リン酸系の肥料を使います。
ところが、肥料をいれると大きくなるのですが、明らかに保存性が落ちます。
というのも、多肥料栽培の場合、玉葱の巻く枚数が少なく、巻きがあまくなります。そうすると、ひどいものは中から溶けたりして、腐敗しやすくなります。
ところが、肥料でなく、土でしっかり育てると
生長そのものはしないものの、巻く枚数が多くなり、結果旨みが凝縮したような実の詰まった玉葱に育ちます。
玉葱は、やたら大きくするのではなく、小さく硬く締まったものが極上と思います。
極上玉葱の育て方
1)一番豊かな場所にクン炭を撒いてから、敵機に定植します。
2)直径5mm程度の割り箸くらいの苗を3~4cmの深さに植えます。
3)苗は、根っこを乾かさずに定植するのが望ましく、苗採り後すぐに植えるか、新聞紙でくるみます。
4)定植後、玉葱の苗と土が密着するように根元をしっかり踏んであげます。
5)2月中に生育が悪い場合のみ、追肥(ボカシ少々)をします。
6)3~5月中に雨が降らない場合は、灌水してあげると良いでしょう。
7)6割前後葉が倒伏したら、晴れた日に収獲します。
8)葉が倒伏したものがより保存性が高いです。
まだまだ植え終わっていない玉葱ですが、来年のためにも明日もしっかり定植したいです。

今年は保存性を重視して、無肥料で育ててみようと思います。
いいですね。
僕も大きめのもの、雨の日に収穫したものは、年内に食べ、小さい硬い球を軒先につるして越冬させます。
地力が低い畑の場合、完全な無肥料で育たない場合に、うちでは玉ねぎ定植後に1mあたり一握りの米ぬかを補い(パラパラまき)稲藁をマルチングしています。
健康な玉ねぎが採れるといいですね
そうですね。
私が生徒さんに教えてきた範囲で、農薬・化学肥料で疲弊してしまっていたり、今まで農地でなかったり、草も元気がない場所では、その量で構いません。
畝立てをしたり、畝全体に入れる場合のMixの量ですので、それ以下でも野菜が育つのであれば少ない方がいいと思います。
その大テコ入れ後は、野菜も草も育つので、様子を見ながら、来年以降米ぬかなどを草マルチの上から補う程度で育つように野良仕事していきます。
私自身も多いなと思いますが、ステージを上げるきっかけとしてのテコ入れのあくまで、最大値と考えていただき、通常野菜が育っていれば、半分以下でもかまいません。
土質、風土に合わせてみてください。
ただ、タマネギの苗床に関して言えば、かなり豊かにしておかないと、なかなか育ちにくく、苗がよく育たないと結球も難しいのも事実です。
土の中の生き物を増やし、草も元気になり、野菜が育つためのきっかけですので、その後様子を見ながら、育ててみてください。
そうですか。灰はやはり桁違いに高いですね。
クン炭はそれに比べると低いですし、セシウムはカリウムに似た物質なので、カリ不足ですと野菜はセシウムの吸収をしてしまうことが知られております。
私も以前は、クン炭の使用は余りカリウムが高くなるので、使用方法を制限してご指導してきましたが、
石灰過剰の畑や、微生物の住みにくい畑、3.11以降のセシウムの作物移行へのリスクからクン炭の使用を多めにするようになった経緯もあります。
入れないで自然に安全に育つのが一番ですが、そうもいかない場合、クン炭は身近な便利な存在です。
後は野菜の生育を見ながら、使用量などを研究してみてください。
そうですか、お役にたてて良かったです。
自然農(法)は農業やってきた農家さんによって研究実践されてきた経緯があり、
経験による功績が大きく、明確な考えがあっても整理、文章化、体系化されていなかったものが多く、
私は、師匠たちに教わったことを整理・体系化して農家でない我々でも再現可能な自然な家庭菜園、つまり「自然菜園」になったわけです。