無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

山ブドウの挿し木&クン炭焼き(有機農業の本質)

2010-04-09 07:03:07 | 日々の自然菜園
本日、


先日いただいた山ブドウの剪定枝を一昼夜バケツに刺して準備しておきました。

山ブドウなど多くの果樹は、「挿し木」といって切った枝を土に刺しておくことで、枝から根が発根し、苗を育てることができます。

剪定枝などを、一昼夜水に漬けることで、枝に十分水分が行き渡らせることができます。


山ブドウは初めて挿し木するので、見よう見まねです。
まずは、上下を確かめて、3節残して切ります。
切り口をナイフを使い、根が出やすいように切り取り、2節分の芽を切り取り準備します。


前もって土をつめて、温めておいたところに、枝を差していきます。
とにかく、根が出ればと多めに挿しておきます。

これから芽を出すまで、霜で枯らせないように世話していきます。
3年後に山ブドウが自給できるのが楽しみです。


一昨日、お米のもみ殻をもらってきてクン炭を焼きました。
クン炭は、育苗や土壌改良に用いています。

あまり使わないのですが、ちょっとあるとかなり良くなるので、お奨め自給資材です。
今年は、土壌診断の結果がよくなかった新たに借りた畑にも使っていきます。


写真に見えるのが、クン炭焼き用のエントツです。
ホームセンターで購入できます。

クン炭は火事の原因になりやすいので、注意が必要です。

焼いた後は、まんべんなく水で消すことです。
今回軽トラ1杯分のクン炭に、バケツで6杯もかけました。
特に中心の、炭になっている熱源に水をかけながら、混ぜると効果的です。


私の場合ですが、クン炭は使う用途に応じて焼き加減を変えています。
また、焼いた後に雨に当て、クン炭のアクを流しています。

今回も2日間雨に当て、良い頃会いになってからいただいたビニールの袋に入れておきます。
紙の袋ですと、破けたり、燃えたりします。

長期間使わない場合は、乾かないように野外に置いて雨に当てておきます。

クン炭も山ブドウの挿し木も実は、見方を変えればゴミになるものでした。
現在は、剪定枝葉ももみ殻も産業廃棄物に行きます。

昔は、ゴミというものは本当に少なかったそうです。
剪定枝も炊きつけに使ったり、山に置いてきたり、もみ殻もクン炭や養鶏に使ったいました。


身の回りにあるものを有効活用してこそ、有機農業なのではないかと思います。
特別な資材よりも、足元を見つめ直すことこそ大切な一歩だと思います。

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◆◇◆次回は、4月14日(水)NHKカルチャーの『無農薬家庭菜園の法則』の日です。
ジャガイモの植え方、石灰を使わない土づくり、夏野菜準備など盛りだくさんです。
◆◇◆
※単発参加も可能です。

『美味しく簡単にできる無農薬・家庭菜園の法則』
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html
講師: 自給自足Life代表 竹内 孝功


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【先着2名様】追加申し込みのご案内『あずみの自然農塾2010』
今回は、残念なことに怪我で急なキャンセルもあり4月からの追加募集を行います。
もし4月~12月を信州安曇野で、自然農を体験してみたい方は、
以下のサイトから募集要項をご記入の上、メールでお申し込みください。
〆切4月10日まで(4月からのご参加になります。)

http://www.ultraman.gr.jp/sizennou/2010azuminosizennoubosyuyoukou.htm

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畑がない、長野安曇野に通えない首都圏の皆様へ
今年、全4回コースのエコ菜園プランター講座が横浜で行っております。
まだ若干数ご参加いただけますので、参加したい方は、お申込みください。

エコ菜園プランターのテーマを「つながり=循環」です。
春夏秋冬の4回講座ですが、実際に使うプランターは2つです。
春(夏)に植えて収穫したプランターを使い、秋(冬)にもう一度栽培、収穫します。



次回は、5月9日(日)・10日(月)に行います。
講座内容は、トマト・バジル・エダマメを一緒に植えます。

詳しくは、↓
http://blog.fukumimi.co.jp/?eid=668211#sequel
お席に余裕がある場合は、単発参加もできます。お問い合わせください。

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育苗(キャベツ・レタス・ソラマメなど)

2010-04-07 17:42:16 | 日々の自然菜園
本日、

ようやく、杉の枝葉の片づけも終わりました。
地主さんも手伝ってくださって、軽トラ10杯以上の杉葉が持ち出されました。


先日、第2弾のお米の浸水をしました。
今回は、遅れての浸水ということもあり、吸水性を高める目的もあり、温湯消毒しました。

温湯消毒とは 温湯消毒は従来薬剤で行っていた種子消毒を、60℃の温湯で殺菌する方法で、
いもち病など各種病害に効果も高く、また、薬剤を使わないため環境に優しく、廃液処理も楽になります。

60℃以下になったら、熱めのさし湯をして温度定温にします。


温湯消毒後は、急激に冷水に浸し、荒熱をとります。
あとは、山からの冷水で2週間弱浸水させ、芽出しをします。


ハウスの中では、3月に蒔いたソラマメも発芽してきました。


これは、なんの発芽でしょう?



答えレタス。


キャベツも発芽してきました。
去年は遅霜が少なかったですが、用心して遅まきをしました。

今年は全般的に遅まき傾向です。
毎年変わる気候に合わせるのは、難しくなるべく若く小さな苗を植えることを目的に、
遅まき傾向になってきました。

若く小さい苗は、定植後の根張りも強く、無農薬、不耕起栽培に適しています。

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土手焼き&杉枝焼き(日本みつばち&山ブドウの剪定)

2010-04-06 19:47:25 | 日々の自然菜園
本日、

今日は、5月並の暑さでした。最高21℃でした。
今日は、日本みつばちが自家採種用のカブに花粉を集めにきていました。


去年の暮れに、田んぼの脇の杉を2本切ることになり、大きな杉の樹が田んぼに倒されました。


30m位ある大きな杉は森林組合によって持ち出されたのですが、
枝葉はそのまま田んぼにうず高く積まれていました。

田んぼの真ん中で燃やしてくださいとのことでしたが、
田んぼで燃やせば、この部分のチッソをはじめ養分が飛んでしまい、お米の生育に影響しそうだったので、


ゆうこさんと協力して、1日がかりで、持ち出し焼きました。
途中、近所の友人も手伝ってくれましたが、かなり大変でした。


今日は、風もなくよく晴れていた珍しい日だったので、
田んぼの土手も草刈りをした後、焼きました。


乾燥した春には、ススキや落ち葉など燃え広がりやすいので、以下の点に注意しながら、土手を焼きました。
1)周りに炎上しないように、辺りの草を短く刈り込み、熊手で除きます。
2)風のない日を選びます。
3)持ち主の農家さんに、前もって挨拶し、焼き方を相談します。


土手焼きは、草を焼くことで、土を痩せさせる効果があります。
焼くことで、チッソなども飛びますし、草を絶やすことで土はとても痩せます。

今回は、ゆうこさんの協力もあり、無事安全に焼くことができました。


今日は、知人の山ブドウの剪定を見学させていただきました。
山ブドウは、かねてより育てようと思っている念願の果樹です。

子供のころより、山ブドウジュースは大好物でしたし、ワインにビネガー、天然酵母、お漬物と幅広く食卓を豊かにしてくれます。


剪定枝を20数本いただき、今日一晩水を吸水させておいてから、
明日挿し木をして苗を育ててみようと思います。

3年後には、山ブドウジュース&ワインが自給できると思うと楽しみです。

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自然菜園の作り方1(初心に帰る編)

2010-04-05 21:58:03 | 自然菜園の技術 基本
本日、

旧暦の「清明」です。
万物がすがすがしく明るく美しいころです。


今回、自然菜園作りをしました。
13年前、市民農園を借りて始めた自然農・自然農法を思い出しながら、
初心に帰りながらの市民農園作りでした。


まずは、メジャーと支柱、スコップを使い畝立てです。
「畝(うね)」立ては、通路と野菜が育つベット(畝)を分ける仕事です。


畝立ての前に耕したため、畝には、草の地上部や根やいろいろなものが混ざっていました。
そこで、大きい石と葉など大きな有機物を熊手で取り除きながら畝を平らにならしていきます。


草ぼうぼうの畑では、さほど年月をかけなくても野菜が育つ自然菜園ができます。
しかし、牧草地、田んぼ、庭など畑でなかったところで短時間で野菜を育てるには、
初年度に、良質な完熟堆肥を表土に撒いてあげます。


堆肥を入れる目的は、生きた畑にむいた菌を入れ、腐植を作る目的があります。

せっかく入れる堆肥は、選りすぐりの最高のものを浅く鋤き込むのがベストです。
森の土も、表土5cm程度の浅いところに微生物が物凄い住んでいます。

そこで、熊手やレーキなどで5~10cm位に、浅く土と馴染ませます。
※もちろん、種蒔き、苗植えの1カ月前に行っておきます。


草がある秋でしたら、土の上に草を刈って敷いておくのがベストです。
春先は、草も少なく土もまだ育っていないのですが、いい方法があります。

ハコベを移植する方法です。
「雑草を移植?」聞き間違いではありません。
最終的に自然菜園で野菜がよく育つようになると、ハコベが生えるようになります。
ハコベが生えるようになると、土が豊かになります。
化学的にいうと、土が団粒化し、腐植が多くなり、土が中性になった状態になるとハコベがこん盛り生えてきます。

そこで、はじめからハコベを移植すると、なぜか土が自然に豊かになります。
たぶん、ハコベの根についてきた土の中にいい微生物などもいますし、
ハコベに住んでいた多くの虫も移動してきます。
微生物の餌と住処であるハコベを移植することで、自然菜園はぐぐっと良くなります。

今度は、通路に緑肥の種を混播して、草生帯を作ってみようと思います。

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穀物コース1(緑肥と春麦、種モミを蒔く)

2010-04-05 08:54:08 | 自然菜園スクール
本日、

昨日は、Azumino自給農スクールの「穀物コース」でした。

穀物コースでは、年間お米、麦(大麦・小麦・ライ小麦)、豆(小豆・大豆)、
蕎麦、エゴマ、ゴマ、アマランサス、モチキビ、タカキビの9品目の穀物を1年間学んでいくコースです。

詳しくは、http://blog.goo.ne.jp/taotao39/e/519306f61298e8d0d4d2ef31549d1aec
をご覧ください。


実は、4月3日発売の学研『野菜だより』5・6月号にも当スクールを紹介していただきました。
お近くの書店などでご覧ください。

4種類の緑肥の種のブレンド
今日は、大豆・エゴマ予定地に「緑肥」の種を蒔きました。
土壌診断をした結果、あまり数値がすぐれず、大豆・エゴマにとってまだ畑の土になっていないとのことでしたので、
今回、緑肥などで土づくりをしようと思いました。

「緑肥」とは、牧草などの種を蒔き、青いうちに鋤き込むことで、その場所で大量の有機物を育て、土に還ることができます。

春麦「ライ小麦」の播種
穀類は、自然が育ててくれます。
太陽と雨と土があれば、基本的に肥料などに依存せず育ちます。
そこで、一番大切になってくることは、「種蒔き」です。
時期に合わせて、適量の種を蒔くことが栽培でもっとも大切なことです。


緑肥と春麦を蒔き終えてから、ハウスに移動しました。
今回は、向かって右側のミノル式ポットトレイにお米の種を蒔きます。


機械もあるのですが、今回は基本の基本で手で、1穴2~3粒ずつ種を蒔いていきます。


この2~3粒が、一株に育つ頃には、ご飯半~軽く1杯分位になります。
一粒万倍とはよく言ったものです。


参加者全員で分担しながら、丁寧に種を蒔いていきます。
5月末~6月上旬の田植えまでハウスで育ててから田んぼに持っていきます。

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橋本式踏み込み温床その2

2010-04-03 06:01:22 | 日々の自然菜園
本日、

また温かくなり初めました。
踏み込み温床も完成しました。


昨日も書きましたが、橋本式踏み込み温床は前もって温床材料を発熱させてから踏み込みます。
3日目の外に積んだ温床中心温度が40℃に達していたので、
早速、ハウス内に振込み始めました。


一番底には、ワラを中心に保温効果の高い身近な資材を投入します。


外から、積んであった温床素材を踏み込みながら、
水分を足しながら徐々に積んでいきます。


2㎥の温床素材は、軽トラでいえば2~3杯でしょうか?
しっかり均一に踏んでおかないと後で、沈み込むのでます。


うちでは毎年、クン炭をまず1㎝位敷き、その上から土を5~10㎝敷きます。
※「橋本式踏み込み温床」をはじめ、一般的には温床に土は乗せません。


しっかりここで板を使って平らにならします。
水平がとれていないと、育苗中に水が偏り野菜の生育が悪くなるからです。


最後に、防草マルチをはります。
踏み込み温床の乾燥を防ぎ、草も生えてきません。
うちの場合、ネズミ防止の効果も高いです。


あとは、トンネルをかけて保温をします。


温床の地温は18℃と理想的な展開です。
ちなみに外の地温は、10℃。ハウス内の地温も10℃程度です。

温床ができて、種を蒔き始めるといよいよ春だなーと思います。
今年は今までの中で一番よさそうな温床ができました。


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春イチゴのムース

2010-04-02 23:55:49 | 菜園食堂 Deva Cafe レシピ(New)
今日は、ゆうこさんの春スウィーツのご紹介。
静岡イチゴが届きました。

「春いちごのムース」
*ムース5~6人分*
いちご    200g
ヨーグルト   100g
レモン汁    1/2個分
砂糖      50g

ゼラチン    大さじ1
白ワイン    大さじ2
水       大さじ2

生クリーム   100ml
*ソース*
いちご     100g
バルサミコ酢  少々

いちごが美味しく、安くなってきたこの時期オススメのカフェ定番スイーツです♪
作り方
1)ゼラチンは白ワインと水でふやかし、湯せんにかけて溶かしておく。
2)いちごはミキサーにかけ、ヨーグルトとレモン汁、砂糖を加えてから1)を混ぜる。
3)5分立てにした生クリームを合わせ、型に流して冷やし固める。
4)いちごとバルサミコ酢を合わせてミキサーにかけ、ソースを作る。

  ソースをたっぷりかけてお召し上がりください

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2010橋本式踏み込み温床(その1)

2010-04-01 21:44:00 | 日々の自然菜園
本日、

今日は、春一番が猛威を奮っておりました。
すごい風で、ハウスが飛んでいきそうでした。
トップ写真は、出そろってきたエンドウの自家製の苗です。


毎年3月の末にハウスの中で育苗を行っています。
去年は、久々に本格的な踏み込み温床をつくりました。
脇の稲藁を取ると、去年の温床の土は、半分以下になっていました。
去年は、温床内にネズミが巣くってしまい、「ネズミの温床」になってしまいました。


去年の温床の土です。
まだ落ち葉やワラの形が残っていて、あと1年養生させてから育苗土にします。


去年の温床の土の中から、ネズミの赤ちゃんが出てきました。
全部で9匹。
鼠算とはよく言ったものです。


今年は、去年のネズミの温床事件を踏まえて、
例年通り、半地下の簡易温床にすることにしました。
ハウス内に、50cmくらいの穴を掘りました。


去年の暮れに実家で要らなくなった大正時代の畳を使い、
ネズミ対策に、畳を半分に切って踏み込み温床の枠にしました。
ネズミも入りにくくなりますし、最終的に畳も堆肥化するのでGOODなアイディアだと思いました。


今年は、さらに温床に改良を加えました。
三重の橋本力男さんに教わった「橋本式踏み込み温床」を実践です。
去年の大豆や稲ワラ、麦ワラ、落ち葉に、自家製鶏糞と米ぬか、油粕、オカラと水を加えます。


自家製の鶏糞は、温床作りに役立ちます。温度がすぐにあがります。

今まで、畜糞堆肥を使わない理由の一つに、市販の畜糞堆肥の粗悪さがありました。
特に市販の鶏糞は、ブロイラーの産業廃棄物のリサイクル品が多いと聞きます。
狭いゲージに飼われ、動けず、土と触れず、抗生物質投与の末に、、、

うちでは、まだ完全に餌を自給できているわけではありませんが、
うちで食べ残した残飯と、畑の草、野菜や米ぬかを食べて元気いっぱいのが、
土ともみ殻とウンチを混ぜて、たまった鶏糞を温床作りの時だけ使います。


「橋本式踏み込み温床」の最大の特徴は、前もって温床の材料を混ぜて予備発酵させる点です。

伝統的な踏み込み温床は、発酵ムラによる発熱のムラがどうしても生じてしまいます。
また、半地下の簡易踏み込み温床では、酸素が少ないので発酵までに時間がかかってしまう点も不利でした。

今回「橋本式踏み込み温床」では、材料に80%程度の水分を混ぜ、前もって山にして発酵させるのがミソです。

そこで、全ての材料をしっかり混ぜておきます。
そして、水分量を調整することがポイントです。

さすがに、2㎥分の温床材料を一人で混ぜるのは大変でしたが、これから10月末まで育つ野菜の苗床ですから、やりがいもありました。

次回は、その後の踏み込み温床の様子をお伝えしたいと思います。

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