2014年8月13日(水)
崎津(熊本県天草市河浦町)は、キリスト教が禁じられた江戸時代も隠れキリシタンとして信仰心を持ってきたキリシタンの街。漁師たちの豊漁と安全を祈るかのように港を臨むところに教会がある。
崎津港。教会は“海の天主堂”と呼ばれ、この一帯は「日本の渚百選」、日本のかおり風景100選に選ばれている。
崎津の町並。教会がなければごく普通の漁村。クマモンのブイがイマ的。
トーヤといわれる小さな路地がある独特な漁村景観が認められ、国の重要文化的景観に選定された。
トーヤは生活と生業のために使用する路地であるので、漁師を生業とするこの地では、当然ながら港にでる。
崎津教会。教会内は畳敷きとなっている。明治維新を迎えてからキリスト教禁教令が解かれ、教会が建てらた。以来建て直しが行われ、現在の教会は三代目。
教会の近くで干物を作っている。崎津ならではの、なかなか珍しい光景。
伊勢神宮周辺でも正月以外にしめ縄をしている光景を見たことがあるが、ここでは、キリスト教を信仰していないということを偽装する名残なのか?
神社と教会の組合せ。