ウォーキングカメラマン

“お歩きさん”をした時に出くわした心に残った風景、光景、人物などを撮る!!

教会がある漁村を歩く

2014-10-05 19:59:33 | 熊本県

 2014年8月13日(水)

 崎津(熊本県天草市河浦町)は、キリスト教が禁じられた江戸時代も隠れキリシタンとして信仰心を持ってきたキリシタンの街。漁師たちの豊漁と安全を祈るかのように港を臨むところに教会がある。

崎津港。教会は“海の天主堂”と呼ばれ、この一帯は「日本の渚百選」、日本のかおり風景100選に選ばれている。

 崎津の町並。教会がなければごく普通の漁村。クマモンのブイがイマ的。

 

 トーヤといわれる小さな路地がある独特な漁村景観が認められ、国の重要文化的景観に選定された。

 トーヤは生活と生業のために使用する路地であるので、漁師を生業とするこの地では、当然ながら港にでる。

 

 崎津教会。教会内は畳敷きとなっている。明治維新を迎えてからキリスト教禁教令が解かれ、教会が建てらた。以来建て直しが行われ、現在の教会は三代目。

 教会の近くで干物を作っている。崎津ならではの、なかなか珍しい光景。

伊勢神宮周辺でも正月以外にしめ縄をしている光景を見たことがあるが、ここでは、キリスト教を信仰していないということを偽装する名残なのか?

 神社と教会の組合せ。

 

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日本史に貢献した港を歩く

2014-10-05 12:11:04 | 鹿児島県

2014年8月12日(火)

 坊津(鹿児島県南さつま市)は、鉄道も高速道路も通ってない不便なところにある小さな港町であるが、遣唐使・倭寇の寄港地となったり、薩摩藩の密貿易の拠点となったりし日本史の教科書に出て来るようなことに貢献したところである。

高台から坊津港を眺望。リアス式海岸の複雑な海岸線で風光明媚なところである。

 

 

坊津港。日本三津のひとつ。鑑真、ザビエルなど日本史に影響を与えた人も上陸した。

坊津港から鹿児島県で最も美しいビーチ“あじろ浜”への乗合船があり、海水浴客で賑わっていた。“あじろ浜”は陸続きであるが、道がないため乗合い船に5分程度乗船して行くことになる。

 

 坊津の町並。

 なぜかおとなりの熊本県のクマモンのブイ。

港から山に向って町があり、石畳や石垣が残る小さな路地が多い。鎖国政策に反し、 薩摩藩の密貿易を行った屋敷があるが、壊されたのか?どこがそれかわからなかった。

 

 

 

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