2024年2月28日(水)
長門市仙崎地区は、日本海に面した蒲鉾が有名な漁業の街。若くして生涯を閉じた童謡詩人「金子みすず」の故郷であり、この地を題材にした作品が多数ある。
JR仙崎駅。山陰本線の支線である仙崎線の駅であり無人駅。仙崎は捕鯨でも有名だったので駅の壁にクジラが描かれている。
ホームにある金子みすずの詩。「みんなちがって みんないい」が入ってる代表的な詩。素直にわかり易く個性を尊重していることが伝わってくる。
JR仙崎駅からまっすぐの道「みすず通り」を歩いた。
金子文英堂(写真右:金子みすず実家の本屋)と彼女のモザイク。「金子文英堂」は復元されたもので彼女の記念館。彼女は20歳までここで暮らした。投稿した詩が西城八十に認められた。その後下関で働き、結婚、出産、放蕩夫から創作活動や仲間との交流を禁じられ、性病までうつされた。そして離婚、26歳の若さで自ら命を絶った。
金子みすずの詩の碑。これ以外にもみすず通りには、彼女の詩や彼女に関連した写真、絵などをたくさん見かける。
金子みすず像。台座の「みんなちがって みんないい」は長門にゆかりがある安倍晋三の書。
「仙崎かまぼこ」ということで有名な街なのでかまぼこ屋を何件か見かけた。
仙崎港。戦後、引揚港となり、最初の引揚船が釜山から7000人の引揚者を乗せ入港した。ここには道の駅、漁協、青海島の観光船乗り場などある。
仙崎港にある金子みすず胸像と詩碑。
仙崎港(道の駅)の入口付近にも「みんなちがって みんないい」。
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