自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

死期でないと諭されて・・

2013年03月02日 | 健全生活のために”死”の常識を反転

他者の霊魂との出会い  平成25年3月2日

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 食べる ということは霊体には必要がないので、味 という感覚は無縁で

あることだろう。

ムーア博士は 

“霊体には、身体はあっても、筋や筋肉という自覚がない“

と書いているが、それは、どういうことだろう?

霊体は、瞬間移動をすることから、空間という認識、また、筋肉を

使うという意識がないために、こういう、自覚がないと考えられる。


それを裏付ける証言として、有る患者は 次のように語っている。

 

“交通事故後、大騒ぎになり、救急車の周りを人々が

駆け回っていた。

 

この人たちは何を感じているのだろうかと、誰かに

目を向けるたびに、ズームレンズで見ているように、

その人が大きく映し出された。

 

私の魂は、私の物理的肉体から数ヤード離れたところにいた。 

しかし、遠くにいる誰かを見ようとすると、私の一部が

トレーサー(追跡標識)のようにその人のところへ行く

感じがあった。 

たぶん、世界のどこでも、私はそこへ、ちゃんと、行ける

ような気がした。“ 

 

このように、霊的身体になって、特殊な能力が開けたこと

を報告している例は数々ある。

その反面、霊的身体が 物理的肉体と異なり、今までのように、

生きている人と伝達することができないこともわかり、

非常な孤独感や、特別の世界に閉じ込められたと感じる場合

があることをムーア博士は語っている。


しかし、その後、さらに、仮死体験が深まると、次の段階に

移行することもムーア博士は報告している。

それが、他者の霊魂との、出会い である。

 

他者の訪れ

ムーア博士のモデルケースにも書かれているが、肉体の

自分を観察している自分意識、あるいは 霊体のもとに、

亡くなった家族や友人が、訪れる場合がある。


ムーア博士は、

“死につつある人間が容易に死後の世界へ移行できるように

あるいは、まだ、死期が訪れていないから、肉体に戻るように、

告げるために顕れる場合もある“

という。


ある女性の手記である。

“わたしは、出産中にこの体験をしました。

分娩は困難を極め、大量に出血をしました。 

  

医者は私を見離し、親類の人たちに、臨終を告げました。 

でも、その間、私の意識ははっきりしていました。

  

ちょうど、其の時、いろいろな人がいるのに気がつきました。

大勢の人が分娩室の天井近くを漂っていたのです。

生きていたときの知り合いや、以前に死亡した人たちばかりでした。

  

いずれにしても、みな喜んでいるようでした。 

とても幸せな出来事でした。

まるで、家庭にもどったような感じでした。”(例1)

 

次の事例は、死期がまだ来ていないということを告げにきた声

聞いている。

 

“ある声が聞こえた。 人間の声ではない。 

五感の枠外で聞いているような感じで、わたしのすべきこと、

それは肉体に戻ることを告げていた。 

  

だから、自分の物理的肉体に戻ることいまったく不安は

感じなかった。“ (例2)

 

こうして、孤独に陥りそうな、霊体 に、今まで亡くなった

知り合いの霊魂が訪れ、家庭的温かな安堵感を与えるらしい。


その中の訪問者の中には、当人が、まだ、死期 に至らないこと

を悟す霊の出現もあるということだ。

 続く~

参考図書:

”かいま見た死後の世界” レイモンド・A・ムーディ・Jr. 

中山 善之訳 評論社 昭和58年

レイモンド博士について: 

バージニア大学、大学院で哲学専攻

1969年 哲学博士号取得、 3年間 

ノースキャロライナ東部の大学で教鞭をとる。

1972年 バージニア医学大学に入学。医学博士号を取得。 

1965年 死後の世界の体験談を

聞き、その後、死後の世界体験者に面接。 

特異な分野研究を行い今日に至る。

 

 

 

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