自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

癒されています(進行形)

2013年03月30日 | 神秘と神の大地”インドの香り”

インドの大地エネルギー 平成25年3月30日

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インドで書くブログはインドチックになってしまいそうだ。

これは、ガンジス川へ行く前に書いた記事なので、

若干、内容に、時間の前後があるがお許しいただきたい。

 

太古から 変わらず、発散してきたであろう、インドの大地の

エネルギー、それは、時には、非情のようで、それでいて、

この上もなく

豊かでやさしい、エネルギーであることは間違いがない。

そんな、エネルギー、地球の奥から湧き出るエネルギーを

確かに この身と心が、受け止めている実感がある。

 

そのエネルギーを受けると、常識を翻(くつがえ)すかの

ような、たぶん、エクセントリックな真情が 心の奥から

湧いてくる。

 

その 印度チックになった真情が、きっと、文章のどこか、隅々に

炸裂して ブログの内容を読んで、独断的、主観的に、感じられる方も

いるかもしれないと思う。

 

今回の完全なプライベートな旅の目的は、

敢えて言葉にはしたくない。

それは、心に おぼろげながら抱いている希望

のようなものであり、ただひたすら、言葉のいらない

世界に浸りたいという、渇望のようなものでもある。

ここに、到着して、数日たっている。

幸い、アパートの西側は、数十キロにわたる草原地帯が

広がっている、

政府が野生動物保護地域に指定しているため、住宅などの建造物は

一切 見渡らない。

視界に入るどこまでも、木と草木の 緑のじゅうたんが広がる。

住民たちでさえ、迷子になるといって、中に入ろうとしない。

実際は、蛇もいて、危険だからということかもしれない。

はるか、遠くに、大きな有名な寺院の一角が見え、南には、

コトブミナールの

世界一最古な石塔(世界遺産)が見える。

 

西のヴェランダ全開にして、ひがな、外を眺めているだけで、

日ごろの、こまごました、気遣いから解放されて、

あっという間に1日が過ぎてしまう。

 

こうして、数日間、外出せずに、部屋にこもっている。

インドの友人たちの、お食事やお茶の誘いも 魅力的だが、はるかに、

この一人の時間が貴重だし、理屈ぬきに、癒されている。 

 

水の効用を今回、改めて感じている。

東京の水道水は、、すぐ、手が荒れる。ゴム手袋を使っていた。 

ところが、ここにきて、毎日、食事の後片付けやら、洗濯やらで

水仕事をしているが、手に潤いがでてきた。

インドの、拙宅では、井戸水を使用している。

石灰が多く、飲み水には不適当だ。

沸騰させると、白い粉が、やかんにこびりつくほどだ。

しかし、シャワーを浴び、顔を洗い、食後の洗い物など、しているうちに、

手の皮膚は 活力を取り戻したかのように、ピンと張ってくれた。

 

先回、インドから帰国して数日後にアートマセラピーにきた、Mさんが、

”なんだか、若返りましたねえ・・20歳ぐらい違いますよ!

などと 私をみて、不思議がっていたのは、

もしかしたら、この水のせいかもしれないと、ふっと、感じる。

このエネルギーを沸かせている大地の中を流れている自然水、

そのものなのだ。

大地の数十メートルの下を掘って、ポンプで吸い上げている、

恵みの水だ。 

 

荒れて くたびれた皮膚をしていた手の甲は 水の力でなんとか 

張りをとりもどしたが、

心はどうやって、活力をとりもどすのだろう?

 

自分の心の師が、南インドで亡くなられて、1年以上すぎた。

今回の旅で、少し落ち着いた中で、その葬儀などの、一部始終を 記録ヴィデオで

知ることができた。

 

ヒンズー式に行われているのかと思ったら、仏教のお坊さんたちが

お経をあげ、イスラム教のイマームがコーランの一節を唱えた。

さらに、シーク教徒の弔いの言葉が続いていた。

そして、キリスト教の司祭が、聖書の中の言葉を読み上げていた。

 

師(スワミ)は、ヴェーダの真髄、エカム・サット(万教帰一)を

信条にされて、私たちに説いた。 

宗教という壁はない、本来の真理は一つだからというのが、

その意味だ。

どんな 教えも 印度大地のエネルギーのように、共通した真理が

深い水脈のごとく、流れているのだ~とスワミは教えてくださった。

 

その言葉を文字通り証明するかのように、葬儀はさまざまな宗教の

長が弔いに訪れ、それぞれの方法で、スワミの遺体の前で

儀式が行われていた。

続く              

 

              コトブミナールの入り口の門(世界遺産)

 

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