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聖ピオ十世会 創立者 ルフェーブル大司教の伝記17.1.2.新しいミサの正統性および有効性

2010年04月03日 | ルフェーブル大司教の伝記
新しいミサの正統性および有効性

 パウロ六世によるミサの正統性及び有効性に関して、ルフェーブル大司教は公に講演することをためらわなかった。“一般的に言って、新しいミサが無効であり、異端的であると断定することは私たちには出来ない”しかしながら“新しいミサはゆっくりと異端へと導く”と彼は考えた。

 この話題に関して「ゲラール・デ・ロリエ神父、コアッシュ(Coache)神父の過激な見解」には大司教は賛同しなかったのだが、“無効であるミサの数は増加している”という事は認めた。何故なら、ミサを“記念”として見做すように、ミサの新しい概念によって養成されている若い司祭たちは、この概念によりますます限定された意向を持つからである。

 この意向は、トリエント公会議で定義されたそれとは完全に異質のものである。この定義上の対立に気付いていないにせよ、そうである。何故なら彼らはドグマの「相対的かつ進化論的発想の影響下にある」からだ。

 1975年に、ルフェーブル大司教はこう付け加えた。新しいミサは、
「二重の意味を持ち、曖昧である。何故なら、或る司祭が、ミサの聖なる犠牲等々に対する完全なカトリック信仰を持ってこのミサを捧げる事も出来るかと思うと、別の司祭は、発音する言葉と、身振りは、もはや[カトリック教義とは異なる他のことを信じていても]と矛盾しないから 、異なる意向を持ってそれを捧げる事が出来る。」

聖ピオ十世司祭兄弟会 (FSSPX) 創立者 ルフェーブル大司教 伝記 目次
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