信教の自由、それは地獄の汚臭
聖座は教皇大使たちに命じて、公会議で可決された教令の実行として、カトリック諸国に対し、カトリック宗教のみを認めるという原理に放棄するよう要求させた。コロンビアでは例えば、スペイン同様に、国家元首たちが公にこのような聖座からの介入に嫌悪感を表明しているにもかかわらず、憲法がこの方法で改正されてしまった。カトリック宗教を承認しているヴァレー州憲法に記された宗教承認を謳っている条項の削除を是認するように求めて、ヴァレー州のアダム司教は、自分の司教区のカトリック信徒たちに書簡を送った。
ルフェーブル大司教は回想した。
私はベルン駐在の教皇大使に会って、幾つか尋ねようと出掛けました。
「ヴァレーでアダム司教様がされている事をご存知ですか?」
「はい」とアンブロジオ・マルキオーニ(Ambrogio Marchioni)枢機卿は答えると、「私が彼にそうするよう依頼しました。」と仰ったのです。
「何ですって?私たちの聖主イエズス・キリストは、もうヴァレーには君臨してはいけないということですか?」
「オォ!しかし今やもうそれは不可能な事ですよ。」
「では、教皇ピオ九世の回勅『クワス・プリマス』をどうしてしまうのですか?」
「オォ!教皇はもうそんなことは書かないでしょうね。」
このように公会議の名によって、聖座はカトリック諸国の死に手を貸した。
「結果は、巨額の資産を有する北アメリカのセクトによるラテン・アメリカの侵略です。今までカトリック諸国はこの種のセクトを禁じる事で、自国民の信仰を保護して来ました。四千万から六千万人のカトリックがこうして棄教した事が推定されています。(1968年から1988年までの統計による)」
「聖主が御自分の使徒達に要求したのは、全ての国に行って福音を述べ伝える事であって」、自由を宣教することではない!
「公会議の終わりに送られた“政府に対するメッセージ”の中で、既にパウロ六世はこう問いかけていました。「カトリック教会は何を貴方達に求めるのでしょうか?」そして彼はこのように自答しました。「カトリック教会はただ自由だけを貴方達に求めます。」それはぞっとさせるものです!私にはそれがおぞましいと思います。何故ならそれは地獄の汚臭がするからです。自由は天主への従順のためにこそ存在するのです。つまりそれは真理と善に依存し、さらに天主に依存しています。しかし、彼らは違います。自由主義者らは、一切のものに関して参照させる事なく、自由というものを絶対化させたいのです。それが“信教の自由”です。ピエトロ・ロッサーノ(Pietro Rossano)司教様は、ピエトロ・パヴィン(Pietro Pavin)司教を引用しながら、パウロ六世自身こう言いました。「そうです。私達は(自由の)基準を変えたのです。この基準はもはや真理などではなく、人間のペルソナです」と。この明言は重大です。それは公会議による革命の全てだからです。」
大司教は、この原理こそが、家族やカトリック教会、及び修道会において、あらゆる権威の荒廃をもたらした事を明らかにした。
「これは正に内部革命です。Non Serviam! これはサタンの叫びです。これは‘我は(天主に)仕えず!’を意味します。私は仕えたくない!俺をほっとけ、やりたいようにさせろ!自由を与えよ!と。」
【聖ピオ十世司祭兄弟会 (FSSPX) 創立者 ルフェーブル大司教 伝記 目次】
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「では、教皇ピオ九世の回勅『クワス・プリマス』をどうしてしまうのですか?」
「オォ!教皇はもうそんなことは書かないでしょうね。」
このように公会議の名によって、聖座はカトリック諸国の死に手を貸した。
「結果は、巨額の資産を有する北アメリカのセクトによるラテン・アメリカの侵略です。今までカトリック諸国はこの種のセクトを禁じる事で、自国民の信仰を保護して来ました。四千万から六千万人のカトリックがこうして棄教した事が推定されています。(1968年から1988年までの統計による)」
「聖主が御自分の使徒達に要求したのは、全ての国に行って福音を述べ伝える事であって」、自由を宣教することではない!
「公会議の終わりに送られた“政府に対するメッセージ”の中で、既にパウロ六世はこう問いかけていました。「カトリック教会は何を貴方達に求めるのでしょうか?」そして彼はこのように自答しました。「カトリック教会はただ自由だけを貴方達に求めます。」それはぞっとさせるものです!私にはそれがおぞましいと思います。何故ならそれは地獄の汚臭がするからです。自由は天主への従順のためにこそ存在するのです。つまりそれは真理と善に依存し、さらに天主に依存しています。しかし、彼らは違います。自由主義者らは、一切のものに関して参照させる事なく、自由というものを絶対化させたいのです。それが“信教の自由”です。ピエトロ・ロッサーノ(Pietro Rossano)司教様は、ピエトロ・パヴィン(Pietro Pavin)司教を引用しながら、パウロ六世自身こう言いました。「そうです。私達は(自由の)基準を変えたのです。この基準はもはや真理などではなく、人間のペルソナです」と。この明言は重大です。それは公会議による革命の全てだからです。」
大司教は、この原理こそが、家族やカトリック教会、及び修道会において、あらゆる権威の荒廃をもたらした事を明らかにした。
「これは正に内部革命です。Non Serviam! これはサタンの叫びです。これは‘我は(天主に)仕えず!’を意味します。私は仕えたくない!俺をほっとけ、やりたいようにさせろ!自由を与えよ!と。」
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