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聖ピオ十世会(SSPX)創立者 ルフェーブル大司教の伝記 18.1.2.自由主義と第二バチカン公会議

2010年04月22日 | ルフェーブル大司教の伝記
自由主義と第二バチカン公会議

 1975年に彼はこう書いた。

 「教皇たち[ヨハネ二十三世とパウロ六世]はアッジョルナメントが有する曖昧さを優遇した。そのやり方で、自由主義思想が第二バチカン公会議の中に多く導入された。自由主義は次の三つの自由化(解放)をなすと彼らは主張する。

 --- 押し付けられた全ての客観的真理から知性を解き放つ:人々は絶え間なく真理を探究すると共に、それを作り上げ、誰一人としてこの真理を排他的に所有するとは主張出来ない。
 --- 教義から信仰を解放する:永遠に定められる、天主の啓示に基づく真理の承認は不可能である。
 --- 法や掟から意志を解放する:法の束縛は人間の尊厳と良心に反対しているので、法から意志を自由にする。
 このようにして、如何に自由主義者が私たちの聖主イエズス・キリストとその教会に対立しているかを私たちは理解することが出来る。」

 自由主義がもたらす結果の中から、次のことを列挙しなければならない。
「超自然の否認、従って原罪の否認、(成聖の)恩寵による義化の否定、御託身の本来の動機の否定、十字架の犠牲の否定、カトリック教会の否定、さらに司祭職の否認!」

 聖なるミサは、霊魂に贖いの業を適応させることを目的としなくなった。「典礼改革の全てはこの方針の影響を被っている。」自由主義はさらに、信教の自由や、エキュメニズム(教会一致思想)、神学的探求と、カトリック教会法の改訂、また「唯一の救いの箱舟であると主張するカトリック教会の勝利至上主義(的表現)」軽減させている。

聖ピオ十世司祭兄弟会 (FSSPX) 創立者 ルフェーブル大司教 伝記 目次
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