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聖ピオ十世会創立者 ルフェーブル大司教の伝記 18.1.3.自由主義者の陰謀と第二バチカン公会議

2010年04月23日 | ルフェーブル大司教の伝記
自由主義者の陰謀と第二バチカン公会議

 ルフェーブル大司教は、第二バチカン公会議で行われた事が明らかにされると共に、摘発され無ければならないと求めている。教会における転覆の出発点が第二バチカン公会議にあるからである。

「あらかじめ準備されていた陰謀が第二バチカン公会議に存在していたのです。当事者たちはこの陰謀の必要性と遂行手段を承知していました。彼らは誰が事を始動するのかも知っていたのです。全てが事細かに準備されていました。現在、私たちはこの陰謀の成功ゆえに死につつあります。私は主日にそこにいたロランタン(Laurentin)神父に対して『二世紀半の間、カトリック教会の中でお互いに激しく戦う、保守派と自由主義派の二つの思想があった事をあなたは良くご存知のはずです』と話していました。」

 ドン・ドラット(Dom Delatte)はこれらの二派を次のように定義している。一つは「カトリック教会の活動の自由と、依然としてキリスト教的であった社会におけるカトリック教会の権利擁護をその第一の関心事」とする“完璧なカトリック”であり、もう一つは、通称“リベラル”カトリックである。彼らは「先ずどの程度のカトリック教義ならば近代社会は許容しうるかを測定しようと試み、その次に、教会の教えがその許容範囲にまで還元しようと試みる。」

 ルフェーブル大司教は付け足して言った:

「1世紀半の間、教皇たちは自由主義者たちを非難しましたが、彼ら[自由主義者たち]が第二バチカン公会議で勝利を収めた事を私は認めなければなりません。・・・優柔不断な教皇[ヨハネ二十三世]と、急進的な改革の味方に首尾よく引き込まれた教皇[パウロ六世]を利用する事で、・・・カトリック教会の敵が非常に切望するエキュメニカル革命を確実に起こす為に、自由主義者たちは運転装置のレバーを手に入れてしまったのです。この司牧的公会議において、時が来ればカトリック教会の制度を完全に破壊することになる時限爆弾を至る所に仕掛けながら、誤謬と虚言の精神は気楽にっその仕事をすることが出来ました。」

聖ピオ十世司祭兄弟会 (FSSPX) 創立者 ルフェーブル大司教 伝記 目次
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