山岳小説を多く書いている樋口明雄氏の著書を読んでみた。
著者は、標高750メートルの南アルプスに住んでいるという。
山梨県警南アルプスの山岳救助隊で犬をハンドルする女性が
主人公なのだが、空手では全日本クラスで、相棒の犬に何かが
あると、節度を失うという。
本作でも、その追跡劇はすごい。007か、ミッションインパシブル
並のアクションシーンだ。自分の車も全損になってしまう。
そのテンポの速さに、2~3日で一気に読み終えた。
登山シーンも最初と最後に出てくるが、カーチェースもあり、
格闘技もありで、何でもありだ。
国際テロのミステリー部分も中々、面白く読めた。
スカッとしたいときに丁度良い読み物だ。
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