ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

大名倒産 上下(浅田次郎)

2024年12月23日 | 時代劇はミステリー

大名倒産(上下)を読み終えた。

正直言って、上下巻は、長かった。

今まで読んだ、浅田次郎の作品とは、ちょっと、違う世界だった。

いわゆる、ドタバタコメディー的とでも言うのか。

経営破綻しかけてる小藩で、長男が亡くなったので、
突然、4男の主人公がお殿様になって、立て直しをはかる。

一方、引退した元藩主は、ある計画を画策していた。

一見、普通の時代劇っぽいが、ハチャメチャになってくるのだ。

それは、貧乏神やら、七福神が出てくるからだ。

これを、カットすれば、随分、すっきりした作品になったと
思える。

だが、あればこそ、このとてつもない物語が成立するのかも
知れない。


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