
なんと珍しい!
スーパーマーケットで、オリオンビールのドラフト(生)を見かけました。
名護工場で製造とあります。遠いところを、ようこそ!
名護、普天間、辺野古…。基地と暮らしを考えさせられる、長い時間の中でも、潰れずに日々を守っておいでの、沖縄の朋たちを思い出して、張り切って、ビールを買いました(ニッコリ)。

○鶏の味噌煮缶、直火であぶって
○やげん焼き
○パプリカと胡瓜のピリ辛酢浸け
○牛蒡の胡麻サラダ
○沖縄もずく、奴
オリオンビールには、素朴に、しっかりした味の食が似合います。バドワイザーのように明るいけれど、出汁や塩の味に、似合うビールです。
このあと、シークワーサァ割りの泡盛に、座を移しながら、私は、しみじみ、考えました。
はじめての沖縄は、戦後50年の時でした。「ひめゆり部隊の最期」を小学生で読んだ日から、いつか、いかねばならない責任の場所だと思っていた、あの豪で。
「生き残ったのは、話すため」と語る、年かさの方に、手をとられて、泣いた私を。
案じて、村の他の方にも紹介してくれて。サンシンを聴かせてくれて、少し呑んで、カチャーシィを踊って。朝まで過ごした、終わらない夏がありました。
戦後50年、60年、70年と十年毎に、想いを聴かせてもらいながら。私は、今も、変えられない沖縄に、忘れないでいることしかできないでいます。
私達の国は、誰を幸せにしようと願うのか? 当たり前に暮らす、って何なのか?
喉に詰まる想いが、今も続く。命どぅ宝、の意味を大事に思う島。優しい気持ちの許しの心の方が住む島…沖縄。
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