寒さに力を感じるようになりました。師走の深まりを感じます。
○掻き取り鮪と刻み紫蘇の海苔巻き
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今年は風変わりな年で、少量なりと雨が降ります。冬の東京の風物詩、「異常乾燥注意報」を聞きません。坪庭の相手が楽で有り難いけど(微笑)、気象の大きな変化を感じています。地球は大丈夫かな?…静かな不安が積もります。
○掻き取り鮪と刻み紫蘇の海苔巻き
○炒め野菜の味噌汁
○めかぶ
○黒胡麻豆腐
○濃い渋茶(笑)
お魚を使った、一汁一菜の形が、最近の気持ちに合います(微笑)。昭和の婦人雑誌のスタイルを取り入れています。
[作る]
○魚屋さんの掻き取り鮪を、刻んだ紫蘇と、合わせ巻いた巻き物が、この昼の主食にして、主菜です(笑)。
葱と合わせれば葱とろ巻き、沢庵と合わせれば とろたく巻きと呼ぶそう。昭和40年代半ばから拡がってきた巻き物です。海外のSushiが後押しして、今では鉄火巻を凌駕する人気だそう(微笑)。
○炒め野菜の味噌汁は、昭和の知恵です。
白菜はザク切りし、主の野菜とします。ちょっとずつの在り物の野菜を、火が通りやすいように刻みます。胡麻油で炒めて、湯をさし、味噌を溶き入れる。あれば、麩をプラス。
野菜を炒めて、栄養価を高める知恵を考えた時代を思います。「残り物」と呼ばずに「在り物」と呼んだ、始末を尊ぶ暮らしを、改めて、愛しく感じます。
その時代は「婦人雑誌」の時代。婦人が聡明に考え、心が自立することを求めて止まなかった頃です。(微笑)
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