新年の牛肉はじめ 4 面差しを変える一皿の力

★飛び込み記事です★

■フォアグラの味噌漬け

牛肉の様々な側面を楽しんできて。少し表情を変えていく、献立の試みと思いました。

日本に育った者の、懐かしさや共感に繋がる味噌漬け。こちらのは、フォアグラに新しい美味しさをプラスする試みだと、私は思っています。(ニッコリ)

フォアグラは、バターやクリームと調理される、重さの豊かさ、食感のリッチさを伝えることが主流です。日本の味噌漬けは、コクを深める力、脂肪の強さを減じる力があると、私は思います。滑らかな食感は、表面からは減りますが、内側は変わらず。

チーズと並んで、フォアグラは、味噌漬けに向かう選択肢が、楽しみです。

フォアグラの味噌漬けは、くっきりした存在感がありました。

白ワインも終わりが見えていました(笑)。

そこで、ちゃんとソムリエは準備してくれていました。この時期ならではの一献を。(ニッコリ)

白ワイン、ペリエに並んで、朱杯には松の司。フォアグラの味噌漬けに、塩をあわせても、の試み。

うん、旨し♪

日出づる国の楽しみが、ここに在ります。美しい。

この時期だけの松の司、朱色の片口。美しいプレゼンテーション。白ワインの素敵さと遜色ない、いや、ここに在るべき日本酒でした。

やるな、ソムリエ♪ (ニッコリ) シェフとソムリエに深い理解があってこそ、こういう時間ができるのです。

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