★時代と暮らしについて考えるコラムです
★お料理の話ではありません
こんにちは。緊急事態宣言解除から一週間、東京アラートが立ち上がった、夏日の東京です。
この未曾有の感染症、政治の空騒ぎの傍らで、政府が決めた段取りは、粛々と進んでいるようです。
目に見えてきたのは、7月からのレジ袋有料化にむけた、各販売店ごとのアピールです。
はるか前から実施されていた、エコバッグ持参なら、お値引き、ないしは、ポイント付与に加えて。
コンビニでも、試行として、一枚1円で注意喚起が始まっています。(7月からは値上げします、と注意書きも、(笑))
私は、渡航先の習慣に基づき、愛車には常に食品用トートバッグを載せています。それでも、生魚や生肉、土付きの野菜、等をたくさん、買った時には、お店がくださるレジ袋に入れて持ち帰りました。
食品用トートバッグの汚れ予防と、生ゴミ処理袋の確保が、目的でした(苦笑)。
にわかに現実化してきた、レジ袋削除の動き。愛車以外にも準備しました。
年期の入った書類鞄は、私の日々のお供です。鞄しか持っていない時の、急な買い物に備えて(笑)、仕事環境で目立たない(笑)、耐荷重の折り畳みバッグを、ひっそり詰めました。
そうした準備ができた今、COVID19の感染予防のために、エコバッグを使わない動きが、世界のなかに拡がりつつあります。
環境保全が、人より優先なんじゃないか?と思うほどの熱意をもつ、アメリカの三州では、持ち込みの個人所有の袋が禁止されています。プラスティック袋に限らず、伝統的な厚紙袋、布袋共にです。
あぁ、プラスティック袋を減らして環境保全に努めるよりも、誰が触れたかわからないモノを店舗内にいれない感染予防に見える行動を選んだのか?、と、はっとしました。
海外でのプラスティック袋の配布再開には触れずに、日本では、予定通り、レジ袋有料化は進行中です。(5月当初、政治の見解はそのままです)
そこで、私は、使ったら、日光にあててから、再使用すべく、予備の折り畳みバッグを、自宅に準備しました(笑)。
COVID19に対する恐怖は、環境保全に係わるとされる活動を、たくさん、中断させています。
・持ち込みの袋や手渡しの制限
・洗面所の温風乾燥機の中止
・使いすて割箸の復活
・給茶器の中止
・消毒用物質の無制限の散布
その感染予防効果が本当だったか、いつかは検証されねばなりません。
ただ、現在は、感染予防が、環境保全を吹き飛ばしている時期なのだと、思います。
新しい情報を聞きながらも、それが真実かどうか、常に注意していく必要があります。
そのなかで、私が今、注目しているのは、換気システムのエコ運転のリスクです。
★まだ検証は不十分です。うのみにしないでください!★
展示会場に備えられた、室内換気システムの使用方法によっては、換気が十分に行われるには、長時間かかる、という報告がありました。
エコ運転と呼ばれる、フル起動の25%機能の設定は、省エネモデルと言われています。
このモードで運用すると、フル起動の倍の時間をかけないと、全換気が完了しない、という報告です。
人が密集しているけど、換気ができているからと思っていても、省エネの名の元で、実は本来設計の半分しか換気されてないとしたら……。そこに排菌者がいたとしたら…。
換気が大事と言われる今は、省エネよりも、フル起動の換気システムであってほしいと、気持ちは騒ぎます(苦笑)。
熱中症に備えて、エアコンの適切な利用をと、呼び掛ける今、換気に係わる報告の続報が、待たれます。
技術は、こんな時に伸びてほしいと、願います(微笑)。
そして、我が身の浅さに不意討ちされます。
生きているから、暮らしていけるから、こその、環境保全だったのか?
自分を省みる、苦い時間でもありました。
20200603 過労死予備群