■山形の佐藤錦を、大好きな器に盛る幸せ
私が北欧の器に惹かれるのは、生命の喜びを感じるデザインだから、と思っています。
こちらは、フィンランドのアラビア社(Arabia)、パラティッシ(Black Paratiisi
)シリーズ。樹木が両手をつぼみ形にあわせたように、ハートのように伸びて、実りをつける。それを花が取り囲む、デザインです。
)シリーズ。樹木が両手をつぼみ形にあわせたように、ハートのように伸びて、実りをつける。それを花が取り囲む、デザインです。
私は、この器に、季節の果物を盛るのが、好きです。おあがり!と、声が聞こえるように思うから。(ニッコリ)
喜びを与えてくれる、この器と私との出会いを作ってくれたのは、合羽橋道具屋筋です。
器に対するプロの話を聞かせてくれて、お値段はおまけしてくれて(笑)。
訪れる度に、新しい喜びに出会えた、大好きなお店。1980年生まれの「キャニオン」さんは、ウイルス感染拡大の影響で、五月末に閉店されました。
飲食店への支援すら、間に合わなかった国で、合羽橋道具屋筋にも、それは届かなかった……。悲しいシャッター・ストリートと化した街を想いながら、それでも、この器は、晴れやかに美しい!と思います(泣)。
「健やかに、食卓を楽しんでくださいますように。」
スタッフの皆さんの笑顔を、思い出します。
合羽橋キャニオンさん、ありがとう!
心から、皆様の再起と、ご多幸をお祈り申し上げます。
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