過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

タパス始め2

2015-10-07 18:33:26 | 旅日記
◾️Degustacion Catalana (意訳するならば、カタルーニャのお味見、とでも、ニッコリ)
写真手前右から
Gambas al ajillo (prawns in garlic) :海老のガーリック煮
Small squid in their ink : 小烏賊の墨煮
Pulpo a la Gallega (Galicia - style octopus) :ガリシア州の蛸 =蛸とじゃがいもの熱々煮焼き
叩いた魚介のすり身揚げ、ちょい甘ソースをかけて

おお、こちらのは、熱々を楽しむ盛り合わせです。嬉しい組み合わせです。
さすがバルセロナ、魚介を上手に活かしていて! ああ、最初のボードは、冷たいものであると同時に、大地の物だったのです! やるなぁ、この店! そのセンスの良さに拍手です(ニッコリ)。
手をかけてないようなシンプルな料理ながら、味や食感が重ならないように工夫していて、摘むのが楽しいです。うまうま!ニッコリ。
バルセロナ、きっと好きになる! ついた最初の食に、確信した瞬間でした。

後ほど、参考書に基づき(笑)レシピを追記します。

◾️ガリシア州の蛸 :下茹でした蛸は、大きめぶつ切り、じゃがいもは蛸より一回り小さく切り分け、玉ねぎは薄切り、パプリカはざく切りする。オリーブオイルにみじん切りした大蒜、玉ねぎ、蛸、パプリカの順に加えて、さっと炒め、油の皮膜を作る。魚介のストックに白ワイン少々、塩ひとつまみ、ベイリーフ1枚を加えて、ひたひたにし、煮る。蛸がピンク色に変わり、味が馴染むまで。蛸以外のものはくったりしていて可。オーブンに適した器に移し、じゃがいもを加えて、オーブンで焼く。じゃがいもが旨味を吸って、火が通るまで。

⬛海老のガーリック煮: オリーブ油にみじん切りした大蒜、小ぶりの鷹の爪を加え、ゆっくりと温める。油の温度が上がり、大蒜の香りがたち、大蒜が茶色になる前に、大蒜を取り除く。皮を剥き、背わたを除いた海老を、香り油に加えて、海老が薔薇色になるまで、火を入れる。仕上げに生のパセリを加え、香りたったら、熱々で供する。

⬛小烏賊の墨煮:
烏賊は表皮を剥ぎ、エンペラ、ゲソをわけて、軟骨も除く。洗って食べよく分ける。5cm以下なら、塩で擦り洗いを十分するのでもよい。
オリーブ油に鷹の爪を加えて、火にかける。トマトソース(完熟トマトを皮ごと刻み、オリーブ油、塩と共にかき混ぜながら煮詰め、1/4量まで詰めて、裏ごす) を加えて、火を入れ、そこに烏賊墨を加える。
墨煮ソースに烏賊を加えて、くったり煮る。

⬛叩いた魚介のすり身揚げ、は、すり身にした鱈に、オリーブ油、魚介のブロス、スターチを加えて、そこに細かく刻んだ蛸足、サーモンを混ぜて、ボールにし、揚げた、と思われます。

ガルシアの蛸は、直径15cm程の器で、熱々に焼かれて、メインとしても供されていました。
日本と同じく、バルセロナの方も魚食いだと、嬉しきなったTAPAS始めでした。


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タパス始め1

2015-10-07 17:52:16 | 旅日記
■SURTIDO de TAPAS (日本語なら、タパス盛り合わせ)
イベリコ豚の生ハム
ワイン漬けのオリーブ
パン・コン・トマテ
カタルーニャのチーズ(山羊乳二種、青カビ1種)

お! フィンガーサイズに切ったパゲットを炙り、すりおろしトマト、かすかにニンニクの香り、オリーブ油の気配がする。これ、美味しい! ざくざくっとして、トマトの酸味と甘さを意識します。
尋ねれば、パンコントマテと答えが。バルセロナで生ハムを食べるなら、これがなくちゃね!と教えられます。

実はこの後、バルセロナの食では、頻繁に出会います。
気楽な店では、大きな籠に、全粒パンが厚切りトーストされ、丸のままで葉を取り除いた直径5cm程のトマトと共に、供されます。地元の方の食す姿を、じっくり複数、観察できました(笑)。
【作る】
一緒に、オリーブオイルと白ワインビネガーの瓶が供され、注文すれば、皮付きで小分けされた大蒜がひとかけら、出されています。
お客様は、パン皿に、トーストを一枚とります。お好みで、大蒜の皮を薄く向き、トーストにさっさっと、軽くつけます。トマトを掌で転がしてから、バターナイフで半分に切り、ガシガシっとトーストに、擦り付けていきます。そこにオリーブオイルをたらりっと垂らします。お好みでビネガーをちょん。
トーストをナイフで切り、指でつまんで食します。

トマトを擦り付ける部分を、カフェではすりおろして、合わせているのです。
こぼれ落ちなくて、トマトの新鮮な香りが引き立って美味しいです。
日本で食すブルスケッタは、オイルの香りが強すぎるものが多くて、好きではないのですが、こちらのは美味しい!
パンの強さも大事なことがわかりました。おろし金の役割を代行するとは!(笑)
体験してみないと分からなかったことに、にっこりするのでした。

山羊のチーズが美味しくて、ニコニコします。
ワインは4.5ユーロのが、確かに美味しい(笑)。テンプラニーリョとのこと。イベリコでよく作られるぶどう品種。これは呑むのに似合いのタパスの盛り合わせと、笑ってしまいました。


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