トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「ハグロトンボ」

2016-07-16 | 小父のお隣さん
 庭の池でトンボを羽化させたいと思うようになったきっかけのハグロトンボがようやく訪問してくれた。翅色は真っ黒でなく薄墨色で何となく違うような気もしたが問題はないのだ。これに引き続いてオオシオカラトンボが産卵してくれた。フイールドでは近くで産卵行動など行わないのだが人が居ることなど意に介さず産卵していった。
 家の池で産卵場面は初めてで、ヤゴは数種類いるのは理解しているしイトトンボ類の抜け殻もあったから羽化は間違いないのだが種類がわからない。
 トンボとは関係ないものの、錦鯉を廃して野生種の調和水槽にしてから池の側面に付着した藻の厚みが増し、指で触れると絨毯のように感じる。こういう藻の内部に微生物が生息するのだろう。錦鯉飼育下ではここまで増殖しなかったのだ。

田んぼでは無いし公園でもない…

2016-07-16 | 感じるままの回り道
  泥水池の手入れをしていれば「田圃ですか?」とか、食物連鎖のための水稲も「美味しく出来ますか?」なんて質問は当たり前。刈り払いも刈り残したり何回かに分けて刈りはらったり、刈り高も場所によって異なるから、気が付いた人からは質問が来る時がある。
 まあ、「不揃いのリンゴたち」ならぬ「不揃いの作業具合」と思われているのだろうけれど、とちらにせよ生物保全とつなぎ合わせるには一言では分かってもらえない。面倒くさいので「暇つぶしですから…」で済ます事が多いのである。
 常識的、一般的な視点から見れば公園の芝地や土手の斜面の様に綺麗に揃えて刈り払って貰わないと気持ちが悪いのかもしれないし横着に見られているのかもしれないが、それが作業基準ではないから粛々と行うだけの作業が続く。