トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

マタタビの定植

2016-07-27 | 今日は真面目に
 「マタタビ2鉢、必要ないか?」と電話で尋ねられ、即座に「いただきます」と言ってしまった節操にかける小生である。反省はしないが、ほどなく鉢植えが届いたからびっくりはした。
 「在来種」を心がけ植栽用の苗木など生産もしたが、一方では見本樹や蜜源植物などとして用意しておきたい植物もある。異論もあろうけれど里山とはいえ里地でもあって、教育的見地や生物保全上望ましい種類もあるのだ。
 マタタビは今では有用植物に分類されているかどうか知らないけれど、小生の子供時代にはまだ地域で一定の需要はあったのだ。それはともかく、10号鉢2鉢のマタタビは水切れさせたらしく落葉もある。翌日に植えつけしようと思ったものの、まだ陽は高いから手拭いを締めなおして植え付けた。
 ツルハシで穴を穿ちスコップで広げ砕土しておいたうえで植え付けをする。土を戻しただけでは活着する前に枯れ死してしまうから、お約束の水決めを行う。一株当たりバケツ3杯の水を運んで定植したが、この水遊び、泥んこ遊びは涼しくなかった…。かくして真夏日は続く。
            定植準備   定植終了

今日のトンボ「似て非なる…」

2016-07-27 | 感じるままの回り道
 トンボ池見回り中、ヤンマとシオカラトンボのファイトがあった。クロスジギンヤンマの産卵かと思って見物していたのだが、どうも様子が異なる。ミソハギに止まってしまうのだ。花との取り合わせ自体が珍しいから撮影したのだが、ケータイではこれが目いっぱいだった。
 帰宅して拡大してみると、やっぱり不鮮明だったが腹部の青い部分が目立つ。どうもメスには見えてこないのである。図鑑のメスと比較しても似たようには見えずオスに見える。
 先日、S先生の話の中に「要は慣れることで目利きが向上します」と言うアドバイスがあったけれど、保全活動の折々に楽しんでいるだけの小生にはハイレベルな到達点だ。
 まあ、近くで視認していてメスの判断、写真確認で「オスか?」では話にならないレベルとでもいうのだろうが、ここは伝家の宝刀「耄碌、耄碌」で乗り切ろう。春風駘蕩、殿下の呆蕩…。
 なんちゃって!。