トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「リスアカネか…」

2017-08-17 | 小父のお隣さん
 ようやくと言うか、待ちに待った種が出現した。街で舞っていた訳でなく三日月池に複数体いたのである。
 水見回りの途中で見つけたのだが空間的にも環境的にも良好と思える泥水池やトンボ池周辺では見いだせず、三日月池の狭い環境の中に居た。

 翅端に黒褐色斑があるアカネ族は限られて、ノシメトンボは色黒なのでコノシメトンボかリスアカネかと思いつつ写真を撮る。写真対照で胸部の色が赤くないならリスアカネと思いつつ側面の色を確認したところリスアカネに傾く。
 まあ、どちらにしたところで小生の判断力は先入観や誤解の賜物なので普遍的では無く自己満足の範疇なのだ。

 どういう訳か小生は翅端斑のある種が好みなのだが、早い話「班つながり」なのかどうか。これは自分で判断はしたくない分野である。

                        

原っぱ部はモザイク刈り

2017-08-17 | 今日は真面目に
 今季何回目になるのか、また原っぱ部から刈り払いがスタートである。盛夏はバッタなどの虫類も多くて原っぱ部は全面刈り払いが出来ない。モザイク状に刈り払ったり二面に分けて時間差で刈り払ったり、はてまた虎刈り状態と一様では無いものの、虫の安住部は残しておく。

 一斉に全面刈り払いが面倒が無くて実施したいのはやまやまなのだけれど、山の中であるがゆえに「山ばっかり」盛っても詮方ないというものであろう。
 少年時代は「芋ばっかり」とか「カボチャばっかり」と言う「ばっかり食」は普通だっただけに「ばっかり」には抵抗がある。食事に限らず環境でも植生でも単調でない多様性は大切なのだ。

 こっちの業界では「生物多様性」ばっかりお盛んなようだけれど、その前提条件に「環境多様性」が言われないのは小生には解せない事のひとつである。

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