トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日も植え時

2022-06-27 | 蝶の食草園
 そろそろ梅雨明けも近くなって炎天下の日々がまたやってくる。3月に播種しポットに上げたノダケの始末をどうしようかと思案した結果「無駄に捨てるまでもない。無駄になっても定植しておこう」と梅雨明けにならないうちに食草園の一画に定植してきた。
 すべてを群植するの不自然だし通路両脇に半分を定植し残りは分散して植え付けて来た。先日に見かけたキアゲハの幼虫は見当たらず、庭の何処かで蛹化しているのだろう。フイールドでもそうだけれどキアゲハの蛹は見た記憶がない。またフイールドのノダケを食べている場面も皆無なのだ。だからこそ「定植しても無駄!」な気分もあるけれど「無駄も山の賑わい」と言うではないか。効率や生産率優先するようでは「生物生産緑地」として歪んだ環境になりかねないし、そうなれば 食物連鎖のピラミッド構成が強固になれないだろう。まあ、いつ呼吸が止まるやもしれぬ高齢であっても頑固に里山栗栄太は不変なのである。

 と言えれば誠に祝着至極なのだが真心を込めて自供すると単なる頑迷固陋でしかなく「金塊」だと思った鉱物が「黄鉄鉱」だったなんて話と同格同類なのであってキアゲハに好まれないノダケに同じく何とも侘しい生き様なのである。

        

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