トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

前立の肥大、後悶の痔疾

2024-04-27 | 蝶の食草園

 常識的には「前門の虎、後門の狼」とでも言えば良いのだろうがトラもオオカミも現代の実生活ではピンとこない。そこで「ピンとくる!」諺にするにはタイトルのような言い換えが大切になると小生は信じて疑わないのである。これだと「泣くに泣けない、万事休す」感が如実で切実である。まあ、ピン!と来なくて万事休すの事態もあるけれど・・・・・・・・。

 さて我がフイールドでアサギマダラ用の食草としてキジョランの育成を試みてはや20年、その生育実績は思わしくないのが実態である。とにもかくにも育ちが悪く、いろいろと手を替え品を変え場所を変えて育成これ努めているけれど思わしい成果は出ていない。トチノキに絡ませた蔓はトチノキの先端まで上り詰めてはいるけれど蔓の太りは思うほどでなく葉の繁り量も豊かとはいえない。

 その上に健全な苗を定植しても数年も経たずして黄変して来る。S先生の観察によれば「ウイルス感染の症状」との事だからまあ、「薬石効なく」いずれは枯れ死の運命だ。写真は一昨年に播種し昨年に定植した苗なのだが1年を立たずして黄変して来た。定植当初は先端の成長も良く、期待していたけれど「どっこい、そうは問屋が卸さない」てなもんや三度笠である。キジョランは気難しい植物と言う印象があるけれど自らの生育環境を選ぶ傾向は強いのに加えウイルス感染には弱いのかも知れない。まあ、一般的には個性の強い植物ほど生存競争には弱い傾向があるようなので前立腺の肥大、肛門の痔疾と例えたい悩みは続くのである。ちなみに我が身を振り返れば年齢相応の天の配剤、お約束事は死ぬまでのお付き合い、に加え「…も」あったもののまだ珍しく高価だった洗浄便座を取り付けてから無くなった。これは投資した甲斐があったと言えるが投資話には関心は無し・資金も無し・・・。

                     


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