トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

トワダオオカ?でオニボーフラでない!…

2018-09-10 | 小父のお隣さん
 拠点道具小屋の天水桶に毎年発生する巨大なボーフラ。小生はこれを「鬼ボーフラ」と長年思っていたのだが、鬼ボーフラとは蛹の事を言うのだとS先生から教わった。それでは体長25mmにも達する巨大なボーフラは何なんだ。
 すごーく昔のブログに「いわゆるオニボーフラと言う奴?」なんて題でこのボーフラをアップしていたが、小生の無智蒙昧を長年に渡り晒していただけだった。この理由は耄碌や認知症のせいだと思いますよ。
 とは言え誤認記事にアクセスしていた皆様にはお詫びいたします。

 ところがこの日、S先生が「ボーフラを欲しい」と知ったので拠点にある天水桶4槽のボーフラを案内した。しかし前日の降雨で縦樋から流下する雨水は底から湧流となって溢れる。これでボーフラを流してしまうようで以外に少なかった。それでも5日分ほど採集出来て、小生は面目を保ったのである。

 本題、肝心な点はこれでは無く作業台代わりに蓋をしていた水槽にいるこの巨大ボーフラの素性を尋ねたところ「トワダオオカではないだろうか」とおっしゃった。ガガンボは知っているが巨大な蚊など「インデイ・ジョーンズ」や「ジェラシックワールド」ではないフイールドに生息しているなんて、巨大ボーフラを見ていても想像だにしていなかった小生である。

 S先生曰く「研究発表の題材にもなる種」とも言うのだが小生には遠い世界の話だ。種の確認をしたいとの事で羽化するまで飼育する個体を採集していった。
 ネットで検索しても成虫の写真は出てくるがボーフラの写真は見いだせなかった。これでは小生はお手上げでS先生の飼育結果を待つしかない。

 拠点にまとまってある水槽の1槽にしか生息しないのは不思議だったけれど、ネットで「幼虫は木の洞の水溜りに生息する」とあったから暗い環境が好みだと言って良いだろう。毎年発生していても水面が開放的で水中が明るい天水槽には発生した事は無いからである。

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