トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**長し短し一苦切り 3

2021-03-12 | 大震災
        十年経っても余裕の余震
              廃炉百年被爆は万年 ハアコリャコリャ

        山に登って古里見れば
              重機が傷をさらに増す ハアコリャコリャ

        ささやかなれど集落戻る
              だけどジジババシシタヌキ ハアコリャコリャ

        桜前線津波の先を
              示し被災地北上中 ハアコリャコリャ

        十月十日も十年一日 
              過ぎてしまえば夢の夢 ハアコリャコリャ

        怒涛の記憶藻屑と消えた
              胸の深海陽も射さぬ ハアコリャコリャ

        朝もはよから手の先かざす
              沖の彼方に居る家族 ハアコリャコリャ

        復興進むが復古はならず
              あの日以前の暮らし無し ハアコリャコリャ

        資本つぎ込み死の灰残し
              使えぬ土地に注ぐ銭 ハアコリャコリャ

        踊らせられたら倍々シッペ
              明るい未来の原子力 ハアコリャコリャ

        多重防護はせぬせぬ尽くし
              子々孫々にとどめ刺す ハアコリャコリャ

        科学必須に願望感で
              原発コロナ同じあや ハアコリャコリャ

        鉄道こそが未来を繋ぐ
              孫子孫子と繋ぐだろ ハアコリャコリャ

        永田を席巻住血吸虫
              霞が関にはマダニ湧く ハアコリャコリャ

              

この記事についてブログを書く
« いよいよガマ合戦! | トップ | 焼き芋・焼きリンゴ・焼き蜜... »
最新の画像もっと見る

大震災」カテゴリの最新記事