トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

晴れ時々はソーイング

2017-03-15 | 今日は真面目に
 脱ぎ着の時、袖がスムーズに通せない野良着をようやく手直しする事にした。もともとは子どもの浴衣だったサイズだから作務衣風の上着にリフォームして使っていたのだけれど、胴回りは前で合わせないから着丈と同じく差支え無かったものの、袖の小ささは如何ともしがたく脇のサイズが腕の出し入れ時にうっとおしかったのである。

 継ぎ足す端切れは小さいからいくらでも有るようでいて気に入ったものが無い。今回、箪笥の肥やしになっていた亀田縞の「さんぱく」を解いて継ぎ足してみた。デザイン的には肩当て風に継ぎ足した方が、いわゆる「かっこいい!」なのだろうけれど、そこは控えめな小生の事、一瞥したくらいでは気付かれない脇下の部分に入れた。

 出来あがって着てみたら腕の通しが楽だし、脱ぐ時も万歳しなくとも容易に脱げる。五十肩ではないから今まで通りでも両腕を上げれば両耳につくので不自由は無いのだが、着脱時のストレスが減ったのは確かだ。
 「さんぱく」なんて言っても理解できる人は周囲にはいず、いわゆる伝統的な農作業着のズボンだ。若い頃「ドジョウ掬い」を習っていた事があり、その時の衣装で郷里の義姉が作ってくれたものである。作業着としては足運びが楽なので山の作業にも使いたかったけれど生地が薄く田や畑の作業と異なるから「何時かはコピー」する心算で残していたものである。

 普段、家着に作務衣を用いる事が多いのだが、市販の製品は生地に不満がある。折りをみて亀田縞や地方の伝統縞で作務衣を作りたいと思いつつ、今回の様なちょびリフォームで終わっている。
 今回、一本は解いたものの、もう一本あるのでコピーを作るチャンスはまだある。

 

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