トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

いつも通りの顛末

2014-07-02 | 水辺環境の保全

 Photo沈砂池を生物リザーブプールに格上げの拡幅を終え、「もう手を出すことも無い」と完成形のつもりだったが、一夜明けて現場を見ていたら手が出てしまった。いつも通りの顛末である。

 堤の法面下部を隣接する泥水池3の水際まで広げ、拡大した距離だけ中の水面を広げた。ついでに池の中になってしまったサワハンノキを抜去し、林道に隣接する堤の内側に丸太を半分水面下に沈めて階段状にした。

 これはおチビちゃん達が安全に出入りできるようにとの加工だが、浚渫時の足場にもなる。結果として、L字形の二辺を約50㎝広げた事になった。合わせて定水位升を堤側に再設置して終了した。これが完成形の心算なのだが、浚渫した土砂が堤の外側に集積されれば、おっつけ、堤の内側を削って水面の拡大をするビジョンもちらほら・・・。

 汗を拭きながら「これで終わり!」と言う自分と「早く堆積しないかなあ!」と思う自分が同居している。こんなとりとめも無い作業だが、完成しないうちからヤブヤンマ、シオカラトンボ、ツチガエルの産卵を見ると「広げて良かった…」と腰を撫でながら思うのである。


今日のトンボ「トンボにもダニ?」

2014-07-02 | 小父のお隣さん

Photo  取水口点検のため隣の沢で出会ったトンボ、前胸の模様でダビドサナエと判断したが赤い点がある。

 ケータイを持ち最接近してここまでしかアップ出来ないから「ダニ」かどうかは断定できなかった。それはともかく、サナエトンボが生息するには小生等の活動範囲より数段好環境なのだが、多くを見かける事も無く「珍しい」出会いだ。Photo_2

 サイズはシオカラトンボ並みだったから「ダビドサナエはこんなに小さかったか?」と思いつつ撮影した。

 このトンボ、気前よく接近もさせ撮影に付き合ってくれた。こんなことは珍しい部類なのだが「ダニ寄生?」で気怠かったのかどうか小生には判らない。