the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 





GITANESを吸いながらならば、とめどなく
溢れ出るだろう。
それとは無関係に・・・。



某店長遅れて出した予算案
 違うそれでは ただの予想だ  SGC


私はまったく結局万葉集を読まぬまま
死んでいく(死ぬまでスルーしていく)勇気がなかった。
だから仕方なく、祖父が残した日本古典文学全集の
『万葉集』をようやく開いた訳である。
もちろん冒頭の57577は万葉集に関係なく
私が詠んだものだ(わかるだろうけど)。
こう見えても俳人の孫だ。関係ないけど。

また、「万葉集など開いてみて、まったく面白くなくて
途中で投げ出してしまうかもしれない」から、開くのに
も勇気がいる。まったく、古典なんてものは、
結局どちらにしても勇気が要るものなのかもしれない。


さてその肝心の『万葉集1』を開いてみた。


プルルルルルと電話が鳴った。
携帯ではなく家電だ。
出ようと思ったら途中で切れた。
着信の電話番号を見ると、なんだか知っているような番号。

おそるおそるその番号に電話してみた。

「はい○○○北警察署です」

やっぱり警察関係だった。

私「今、そちらの電話番号から着信があったのですが」
警「あ、こちら交換なので、誰がそちらへ電話したのか
  わからないんです。こちらから電話するような心当たり
  はありますか?」
私「なにも発覚していないと思いますし、そもそも何も
  やってませんし。」
警「わかりました。それでは発信記録から調べて、電話を
  かけた者からそちらへもう一度電話するように
  いたします」
私「わかりました。」

2分後
警「北警察○○課の●●と言います」
私「はいはい、さっき電話いただきましたね。」
警「ああ、そうなんです。ただあなたに用があったのではなくて
  番号を間違ったのに気づいて、慌ててすぐに切ったつもり
  だったのですが、着信の記録が残ってしまったんですね」
私「そうなんです」
警「それでしたら申し訳ないです。こちらの手違いでした。
  ごめんなさい」
私「いやいや、それならいいんです。警察からの電話が間違い
  電話なんて、イイ話です。」


ということで何もなかったわけなのだが、一挙に『万葉集』
なんて読むテンションではなくなってしまい、また書棚に
戻してしまった。
まだ読むなという天の声かも知れない。


仕方がないので、遠近感が狂ってしまうほどの
巨大キャラメルコーンを食べながら、現代短歌の本を読んでいる
次第である。







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