GITANESほどシンプルなフィルタータバコは
ないのに、どうして雑に作るのだ?
それとは無関係に・・・。
学校でいじめがあり、その被害に遭ったり
目撃したとして、
それでもなかなか告発しにくい理由は
「もし告発したところで、それによって加害者に与えられる
処分がありきたりの『叱責』や『訓戒』
で終わってしまったら、そのあとの反動がさらに怖い」
というメカニズムにある。
こういう意味においては学校だけではなくて
会社や組織のパワハラなどと同じだ。
例えば横暴極まりない上司からのパワハラや、
看過できない不正に気づいてしまったとして、
もし、会社にそれを告発しようとしても
上司に下される処分が「厳重注意」だけだったとしたら、
その処分後も一緒に働かなければいけない という現実がある。
そのときに平静でいられるか。
上司とも和解して平穏に仕事ができるか。
おそらくそんなことは難しいだろう。
だから諦めてしまう。
自分が辞めることを選択することも多いだろう。
そうして良化される機会を逸した組織は、しばらくそのまま
歪な格好で運営される。
辞めてしまう という方法の選択を知らない・あるいは思い至らない
子どもが被害に遭っているのだから
会社のパワハラよりもさらに悲劇的だ。
いじめであるかどうかの立証責任が、被害者側だけに重くのしかかってる
のも大問題だ。
今の社会では、ことセクハラに関しては
「その言動がどんなつもりだったのかに関わらず、被害者が
『セクハラだ!』と感じたら、それがセクハラである」
という考え方が徐々に浸透してきた。
しかし、いじめに関しては
「いじめかどうかはちょっとわからない。」
と保留され、実質的に「クロではない。」というジャッジになってしまう。
ああ、モヤモヤする。
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