GITANESは料理の後味調整にちょうどいい。
それとは無関係に・・・。
急に肌寒くなってきました。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
それぞれご無事でなんとかやってください。
肌寒くなると「あ、今着る服がない」なんてことになる人が
多いだろう。ここSGCでも何度も何度も書いていることだ。
冷静に考えると、今着る服がない・てなことはあり得ない。
それを本当に言う権利がある人は、現在全裸の人だけである。
それ以外の人は今なんとかなっているのだから、複数枚あるだろう手持ち
の服でなんとかするしかない。いやなんとかなるに決まっている。
そう自分に言い聞かせてはみるけれど、やっぱりちょうどいい
具合の「着る服」がない。いや今だけではなく、実は毎日毎日
ちょうどいい服などないのが真実である。
大体、「ちょうどいい」なんて服は存在しない。極端に考えすぎて
いるだけだ。
これでちょうどいいな、なんて服を着て出かけたけど、行った先では
それでも結構暑かったり寒かったりする。
その日の「最も寒いであろう状況」に合わせて服を決めたら、
例えば夜の帰宅時、駅から自宅まで帰る途中の気温に合わせたら
どこかの時間帯で「暑い!」となるのは必定だ。
反対に「オフィスではすでに暖房が効いているんだから」と
薄着で行くと、寄り道したスーパーマーケットの生鮮売り場では
「寒い!」となるに決まっている。
要するに薄手の、重ね着できるもの・羽織れるものが一枚あれば
ほぼ生活圏の気温には対応できるだろう。
もちろん、「午前はアラスカ、そこからアフリカ」という境遇の
人には向いていない。
「寒い時間帯のことを考えて、コートなどを持って出かける」のも
手間だし邪魔だ。
簡単に足すことができる服を携行すればいい。
小さく畳めてシワになりにくいもの、つまりウールのハイゲージ
のニットが最適である。セーターでもカーディガンでもいい。
これぐらいのモノならば、畳んで筒状に丸めればカバンの隅に
突っ込めるだろう。
着ていて暑ければ脱げばいい。寒くなれば着ればいい。
それは実はアウターの仕事ではない。
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
というところまで考えて、自分を説得し尽して
また今年も薄手のニットを買おうとしているだけのことです。
文末までおつきあいいただきありがとう。