GITANESの煙を払うため。
それとは無関係に・・・。
10月半ばだというのに、職場では
エアコン(冷房)がまだまだ本格的に稼働して
いて、自宅でも時間帯によってはまだエアコンが
要る。昨年どうだったかなど毎年忘れてしまって
いるが、イメージでいうと10月半ばっぽくない。
風呂上りなどでは弱く効かせているエアコンでは
足りなくて、団扇をばたばた扇いている。
愛用の団扇はどこかの神社の名前が印刷された、
骨も、もちろん持ち手なども竹でできたもの。
ところが、リビングや書斎にしばしば転がって
いる団扇は骨組みがプラスチックである。
こっちは銀行とか、何かの商品の販促用で
しょうもない文字や写真が印刷されている。
このプラスチック製の団扇を使うと、竹製の
団扇のありがたみがよくわかる。
竹製の団扇が起こす風には「キレ」がある。
プラスチックの団扇の風にはまったく
キレがない。もちろんコクもない。
ただどんよりした風が起こるだけで、
もっといい風を!と思って忙しく手を動かしても
どんよりした風に幅が出るだけである。
やっぱり竹を使った団扇に勝るものは
ない。
少なくともプラスチックの団扇では
空気がそっちからあっちへ平行移動
しているようなもので、風に芯もないし
キレもまったくないし、コクもないのである。
いや、コクは竹製でも
ないか。
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