the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 





GITANESは短いのが残念なのだが、
それがいいとも言える。
それとは無関係に・・・。



近くのコンビニは経費削減の政策からか、
私が主に利用する時間帯には明らかに人手が
足りていない。
大体昼の12時半から13時半の間だから、コンビニにとっても
それほどヒマな時間帯という訳ではあるまい。
まだまだ昼食時・昼休憩タイムのど真ん中ではないか。

ヒマでない証拠に、レジにはいつも数人の行列が
できている。

店内には店員が一人きり。そしてその一人は当然レジを
打っているから、見回りや商品出しの店員は誰もいない。
文字通り一人きりである。


客が3客もいれば、もう確実にレジには行列ができる。
当たり前の話だ。



で、この店に2,3ヶ月ほど前から新人のアルバイトさんと
おぼしき人が入った。多分女性だ。

で、この人がタイトルの「ザンネンサン」である。
ザンネンサンとは残念さんのことである。


入って2,3ヶ月経過するが、レジ業務の時間は短縮されない。

時間がかかるといっても丁寧なわけではない。雑だ。

「お箸とフォーク、どちらですか?」と尋ねられて
「箸で。」と答えると、フォークを袋に入れる人である。
自己主張が強い人物なのかもしれない(だったら訊くなと思うが)。
もっとも、フォークでも入っていればラッキーな方でもある。



例えばお釣りが9千円だったとしたら、千円札を一枚ずつ数える。
そしてそれを扇状に広げてまた数え、そしてその扇状のまま
「9千円のお返しです」と手渡してくれる。

火を噴くのではなかろうかと心配になる直前にまでレンジで温められた
弁当は、よく冷えたお茶と同じ袋に入れてくれる。


例えば、フワフワのロールケーキのようなものの上に
ずっしり・しっかりした弁当を置いてくれる。
「重力」というような概念はあまりないのであろう、ひょっとしたら
月や火星出身かも知れない。



あれ、レジに誰もいないなあ。待たされるかな。

と思うと、ザンネンサンが彗星のように現れてレジを打ってくれるが
現れたのがザンネンサンだから、結果的に彗星のようではなくなる。


でも、そのために走ってくれるから、まあいいんだけど。



今日もザンネンサンは業務に勤しんでいる。

そして最近、ちょっと残念なところが少なくなってきたような気もする。



でもそれはそれで、なんだか残念なのである。







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