the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 





GITANESを吸っていたころの、パリまで8時間はきつかった。
それとは無関係に・・・。


年に数回だけだが商用で国内線の飛行機に乗る。
誰かと同行する場合も飛行機での席は離す。
私が真ん中の席に座るのはイヤだし、部下が真ん中の席に
座らなければならないのも気の毒に思うからだ。
隣同士に座ってもどうせ気を使いながら話をしなければ
ならなかったり、うるさくてそもそも会話が成立しないことが
多いからだ。
それなら高々1,2時間のことだから、音楽を聴いたり本を読んだりして
リラックスして過ごしましょう ということにしてもらっている。


あまり飛行機に慣れていない人と遭遇する。
いわゆる、モタモタしている人のことだ。特に冬場は厚着だから
モタモタ度も上がるのだろう。
通路で上着を脱ぎ、それをどうしようか、あ、上の棚に入れよう
そうそうこの荷物も上げて、入るかな?あれ、これ誰のだろう?
なんて作業を通路で繰り広げる。

でもそんな作業がずっと続くわけではない。
数分もかからないのだ。

それを、足止めを食らった年輩の、スーツを来た男が
露骨に苦々しい顔で睨みつつイライラしている。


引き分けですよ。


私は、待たせる人にも
待たされて露骨に怒っている人にもなるまいと心に誓うのである。



子供が泣き叫んで、それを苦々しくチラチラ見ているオヤジもいる。
子供は泣くものですよ。そして、隣のお母さんが何を言っても
おさまるもんじゃありません。
非難の目で子を親を見ても、何にもいいことはありません。


耳栓を持参するなど、自衛するべし。
もしくは音楽を聴く。

私からすると、おっさんの「怒っているぞ」という顔を見せられるのも
充分不快だ。



以前飛行機に乗ったときは、私の前の席の子供が離陸前から泣き始めた。
「降ろして!怖い!」とずっと泣いていた。
お母さんはいろいろ言い聞かせようとしていたがまったく効果もなく
途方に暮れるばかりだった。
1時間半、飛行機の着陸までずっと泣いていた。

後ろの席の私は、一般的には人相が悪い部類に入る。※自身は不本意ではあるが。
だからお母さんは気にしていたのだろう。
降り際に深々と頭を下げられて謝罪された。

「お母さんも大変でしたね、謝ることはまったくありません」

お母さんに泣かれた。



という、たまにいいエピソードを交えて
SGCの好感度アップ作戦を始めようと思う。





で、リムジンバスを待っているときにふと思い当たった。
私、反社会的人間と間違われたんじゃあるまいな?

「あのボケ!失礼な親子め!」

怒りが沸々と湧いたがもう遅い。
とりあえずサングラスを外して、ポケットにしまった。






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