ウリパパの日記

自由気ままに・・・

紅葉の一切経山へ(1) 2020.10.4

2020-10-05 20:19:58 | 山登り

昨日は実家の用事で福島の不動産屋へ出かけました。朝5時30分に自宅を出発。圏央道と東北自動車道を利用して二本松ICで降り、国道4号を北上。福島市の鎌田地区で待ち合わせた方をお迎えして、福島市内の不動産屋で契約の相談です。ややこしくとても疲れる交渉になりましたが、12時前に全て終了しました。次回は12月となります。

昨日は日本海に前線が停滞して、やや北上傾向にあったため、福島市内は午前中ににわか雨がパラついたものの、昼前には空が明るくなってきました。曇り空でも吾妻小富士や東吾妻山が福島市内からはっきりと見渡せます。前回訪れた時よりも天気は良さそうです。事前の計画通り磐梯吾妻スカイラインを登り、浄土平へ紅葉を見に行ってきました。

 

浄土平の駐車場は満車で渋滞中と掲示されていましたが、時間はたっぷりあります。気にせずにスカイラインを登ります。標高1200mあたりから木々の色づきが目立ち始め、浄土平付近は見事な眺望が広がります。正面には吾妻小富士。

13時10分に駐車場に到着。渋滞もなく駐車場は空きも目立ちました。午前中は天気が悪かったので、懸念されたほどの混雑はありません。さて、吾妻小富士に登るか一切経山に登るか迷いましたが、標高がより高く紅葉を楽しめそうな一切経山へ向かうことにしました。釜沼を経由して往復しても2~3時間。上空には青空も見えてきて懸念された天気も問題無さそうです。

 

13時15分に標高1580mの駐車場を出発。しばらくは浄土平湿原の木道を歩きます。正面には紅葉の山。

 

噴煙を上げる大穴火口を右手に見ます。

 

高山植物はほどんど終わってしまいましたが、シラタマノキが咲き残っています。

 

駐車場から50mほど登った標高1700m前後が紅葉のピーク。

 

再び大穴火口。

 

ヤマハハコが咲き残っていました。

 

振り返ると紅葉の先に吾妻小富士。絶景です。

 

蓬莱山の斜面も紅葉で彩られています。

 

大穴火口を右手に見て蓬莱山との鞍部を登り酸ヶ平へ向かいます。

 

酸ヶ平で一切経山方面へ分岐し、岩の登山路を上ります。紅葉の先に鎌沼が見えてきました。帰りは鎌沼を回って戻ることにします。

 

浮石が多いガレ場を登るとさらに見晴らしが広がります。振り返ると磐梯山が姿を現します。

 

右手には吾妻小富士を見下ろします。

 

福島市街地と信夫山も眼下に見えてきました。

 

駐車場から約45分。14時に標高1948.8mの一切経山山頂に到着しました。山頂の石積「空気大感謝塔」が目立ちます。

 

こちらは一等三角点。

 

山頂は広くてなだらか。遮るものがなく360度の絶景が広がります。あいにく湿度が高く雲も多いため遠望はききませんでした。北側正面には蔵王連山が見えています。

 

蔵王連山をズーム。左から熊野岳、苅田岳、屏風山、不忘山と連なります。

 

そして西側の眼下には神秘的なコバルトブルーの五色沼。「吾妻の瞳」や「魔女の瞳」と呼ばれています。

 

五色沼の標高は山頂から200mほど下った1740m。周囲の木々も色づいていました。

 

南東には吾妻小富士と高山。その先には安達太良山方面の眺望。

 

手前から高山、箕輪山、一番奥のピークが安達太良山です。

 

南西には磐梯山。

 

西側の一番奥に見えるのが西吾妻山。西吾妻山から中大嶺、東大嶺、その手前に鳥烏帽子山と連なります。

 

正面の家形山の北側に広がる街並みは米沢方面でしょう。空気が澄んでいると、米沢の先には月山から大朝日岳を遠望できることでしょう。

 

山頂で五色沼を見下ろしながら20分ほど遅い昼食休憩としました。

 

その間に吾妻小富士の周辺にはく雲が湧いてきたので天気が崩れる兆候かもしれません。下山して鎌沼周辺の紅葉を見に行くことにします(続く)

 

コメント
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