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ウリパパの日記

自由気ままに・・・

霧と紅葉の磐梯山と安達太良山へ(2) 2020.10.9

2020-10-10 21:03:31 | 山登り

磐梯山ゴールドラインの八方台駐車場を12時に出発。桧原湖まで北上し、国道459号と115号を利用して土湯峠へ向かい、土湯から岳温泉へ南下。安達太良山登山口に12時50分に到着しました。土湯からはずっと霧の中で登山口では霧雨が降っています。風はそれほどでもなくロープウエイも問題なく動いているようです。先日の日経新聞記事(電子版)に紅葉が盛りの安達太良山の記事が出ていました。そのあたりまで紅葉を見に行くことにしました。

 

ロープウエイで標高1322mの薬師岳近くまで一気に登ります。霧雨が降り続き、登山道はぬかるみとなっています。ほとんどの登山客は下山してくる様子で、14時過ぎて登る人は他に誰もいません。周囲の木々は色付き始めています。

 

しばらく階段や木道を登り、仙女平分岐を過ぎて標高が1500mを超えるあたりから紅葉が盛りとなります。

 

真っ赤に色づくカエデ。

 

シラタマノキの実。

 

山頂はすぐ先です。このあたりに来ると、猛烈な東風が吹き付け、氷あられのような細かく冷たい雨がたたきつけます。せっかくここまで来たので山頂まで登ってみることにしました。

 

14時少し前、標高1700mの安達太良山山頂に到着。磐梯山に続き2つ目の日本百名山です。一日で2つも登ったのは初めての経験です。濃い霧に覆われ、周囲の視界はゼロ。晴天に恵まれれば、紅葉の山々を見渡す絶景が広がっていたことでしょう。

あまりの寒さに5分ほどで撤退。紅葉を見ながら下山することにします。ロープウエイの往復券を購入したので、再び稜線を引き返します。

 

山頂から50mほど下ったあたりです。周囲は黄色と赤色で染まります。

 

このあたりから見下ろす光景はきっと圧巻なのでしょう。霧の中で残念。

 

標高1500~1650mあたりが紅葉のピークです。

 

燃えるような紅葉です。

 

青空の下で見たかった。

 

紅葉前線の南下スピードは1日で30m程度。これから1週間ほどかけて紅葉のピークがロープウエイ山頂駅へ下っていきます。来週末あたりが薬師岳周辺での紅葉の見頃となりそうです。

ロープウエイで下り山麓に戻ったのは15時。ロープウエイ利用で往復2時間の散策でした。もし晴天で大勢のお客さんが訪れたとすればロープウエイと登山路は大渋滞。すれ違いにも時間がかかりそうです。

下山後は、いつものように奥岳の湯で温泉休憩。その後、高尾へ向けて戻りました(終わり)

 

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霧と紅葉の磐梯山と安達太良山へ(1) 2020.10.9

2020-10-10 20:07:51 | 山登り

昨日は会社の休日でした。12月まで週休3日が続くことになり、10月最初の平日のお休みです。北日本を足早に高気圧が駆け抜け、秋雨前線を一時的に南に押しやったため、昨日は東北地方の天気は小康状態。日本海側は青空も見える予報でした。せっかくの休日なので紅葉を見に行こうと思い、紅葉がピークを迎えていると思われる那須岳、磐梯山、安達太良山を候補に検討。太平洋の高気圧からかなり湿った東風が吹き付けるため、どの山も悪天候が予想されます。その中でも比較的天気が良さそうと思われる磐梯山を第1候補、郡山付近から見て天気が良ければ安達太良山を第2候補とすることに前日の夜に決めました。

朝5時10分に友部のアパートを出発。常磐道と磐越道を郡山へ向かいます。郡山付近から見る安達太良山は山麓まで暑い雲に覆われれいたため、霧と雨が予想されます。しかも東北道の本宮以北は雨走行注意と表示されています。そこで予定通りに磐越道を磐梯河東ICへ向かいます。磐越道から見る磐梯山は山頂は東から湧き上がる雲に覆われていますが、登山には支障無さそうで一安心。

 

一方、会津若松方面は天気が良く、正面に飯豊山が見えていました。

 

色付き始めた磐梯山ゴールドラインを八方台まで登ります。途中から見える猪苗代湖の展望です。

 

磐梯山にかかる雲がかなり厚くなってきました。ここまで来たのだから悪天候でも山頂を目指すことにします。

 

山肌は紅葉で赤く染まっています。晴天なら絶景が広がっているのでしょう。

八方台駐車場に8時20分に到着。第1駐車場はほぼ満車で僅かに残っている空きスペースに何とか駐車することができました。紅葉シーズンは天気が悪くても多くの登山客が訪れます。八方台駐車場からの中ノ湯温泉、弘法清水小屋までは霧の中。近くの木々の色づきは綺麗でも、遠くの山肌は全く見えません。

 

中ノ湯温泉跡近くで見かけたオヤマリンドウ。

 

お花畑も霧に包まれます。正面には紅葉に彩られた磐梯山が見えるはずなのですが・・・

 

弘法清水小屋到着は9時30分。八方台駐車場から1時間です。前日までの雨で登山道はぬかるんでいましたが、まずまずのスピードです。ここから山頂へ向けてさらに登ります。

 

山頂が近づくにつれて空が明るくなり、紅葉に染まった山肌が見えるようになりました。

 

黄色く色づいた木々が続きます。晴天ならきっと絶景なのでしょう。

 

午前10時、標高1819mの磐梯山頂に到着。上空には薄日も見えていますが、東から容赦なく吹き続ける強風が霧を舞い上げ視界を遮ります。

 

山頂の祠。

 

山頂から少し下ったところにある標識です。新しくなりました。

 

猪苗代方面の南側斜面です。一瞬霧が晴れると紅葉の木々が広がるのですが。。。

 

北の方面も木々が赤く色づいています。

 

山頂に咲いていたイブキジャコウソウ? この時期に??

山頂で40分ほど粘っていました。一瞬霧が晴れて西吾妻山の山頂が見えましたがすぐに霧の中。その後天気は回復する気配がありません。東から吹き付ける風がまずます強まってきました。

 

下山の途中、霧が晴れて紅葉に彩られた山肌が姿を見せました。会津方面には青空も見えています。

 

北側の見晴らしの良い場所で飯豊山の山頂が見えました。

 

山肌を染める美しい紅葉です。

 

中ノ湯温泉跡付近の紅葉。

 

霧が晴れて西吾妻山が姿を見せました。

 

山頂は霧の中。中腹の紅葉はこれから鮮やかに色づいてきそうです。

駐車場に戻ったのは11時50分。まだ時間がたっぷりあります。猫魔ヶ岳まで足を延ばそうかと考えていたのですが登山道はかなりぬかるんでいそうです。急遽予定を変更して、悪天候覚悟の上、安達太良山へ行ってみることにしました(続く)

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