今日は朝から晴天となりました。急遽午前休暇を取得して、人が少ない開園の時間帯を狙い、ひたち海浜公園のコキアを見てきました。コキアは例年より小ぶりでした。それでも赤く色づき見頃を迎え、コスモスとの共演を楽しんできました。
勝田駅からひたちなか海浜鉄道を利用し、終点の阿字ヶ浦に8時40分に到着。阿字ヶ浦駅に留置されているキハ222とキハ2005です。潮風にさらされ、訪れるたびに老朽化が進んでいます。
まずは、昨年創建された「干し芋神社」を見るため堀出神社に向かいます。干し芋神社については次の記事で紹介します。
干し芋神社から大洗海岸へ下り、海岸沿いを20分ほど歩いて、ひたちなか海浜公園の海浜口に9時10分に到着。開園20分前ですが、既に100名近いお客さんが入園待ちで並んでいました。
9時30分の開園。みはらしの丘へダッシュです。10分ほどで赤く染まった丘が見えてきました。コスモスとコキアのコラボレーション。
人が少ないうちに撮影スポットへ向かいます。まだ3密を気にするほどの混雑はありません。いつものアングルでパチリ。秋空に赤いコキアが映えます。今年はコスモスが丘の頂き付近まで埋め尽くしています。
青空に映えます。
みはらしの丘を登ります。
丘に登って見下ろします。3万2千本のコキアが丘を埋め尽くします。例年より一回り以上サイズが小さくボリューム感に欠けます。7月の長雨や日照不足の影響でしょうか。
丘の最頂部からの眺望。最頂部の南には、濃い紅色の品種“ダズラー“が植栽されています。
空は予想より霞んでいて、筑波山うっすら見える程度の視程です。
北には久慈の男体山と左奥に八溝山。
人も増えてきたので、コスモスを眺めながら丘を下ります。
最近、朝晩の気温が10℃以下に下がっているため、コキアは赤色から茶色に変化しかけています。コキアが真っ赤に染まるピークは2~3日前だったのかもしれません。
赤く色づいたコキアをズーム。
一方のコスモスは7分咲き。コキアに負けず美しいです。
センセーションミックスと、遅咲き品種の秋咲き大輪が混在しているそうです。
赤、ピンク、白の花が麓を埋め尽くします。
コスモスが植栽されている面積は1.7haから2.2haへ3割拡張されました。今年は280万本のコスモスが丘を彩っているそうです。コスモスだけでも十分見ごたえあります。
開園から30分ほど経過し、かなり人が増えてきました。人混みを避けて、周囲からコキアの丘を見上げます。
コキアをコスモス畑が取り囲みます。昨年まではコキア畑の先は何もない草原でした。
見晴らしの丘の西側に広がる真っ白な花は、常陸秋そばです。
そば畑とコスモス、コキアの共演。春のネモフィラはコロナ渦のため見ることができませんでした。今日の素晴らしい景色を見て、十分にとり戻すことができました。
それにしても、平日なのに人が多い。週末は丘に登るために3密回避の施策として事前予約が必要となるそうです。
西口方面からどんどん人が押し寄せます。これから大変な混雑になりそう。今週に入り多くのメディアでひたち海浜公園のコキアが取り上げられています。今日も見晴らしの丘の上空にヘリコプターが旋回していました。公園周囲の道路も駐車場入場待ちの車で大渋滞でした。
1時間ほど見学してからバスで勝田駅まで戻り、遅い出社となりました。来週にはコキアは黄金色に染まり、西日を浴びて輝く姿は絶景となることでしょう。機会があったら、また訪れてみたいです。