おかんのネタ帳

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「金」を「銭」って呼ぶ人は、お金持ち?

2006-03-24 23:58:48 | お仕事メモ
今日は、午後から大津の瀬田川湖畔までいきました。仕事ですが、なんか久し振りにお天気が良くて、瀬田川沿いを気持ち良くドライブしました。瀬田川って、そう、琵琶湖から唯一流れ出る川で、やがて宇治川になり、淀川となって大阪湾に流れる川ですね。(厳密に言うと、琵琶湖から流れ出るのは、もう一つ、京都の水源となる人工の川、琵琶湖疎水というのがあるんやけどね) 桜の蕾はまだ堅かったんやけど、青空のもと、川ではボートの練習をする人たちもいて、気持ちの良い午後でした。でも、途中の、国道だけやなくてそこらへんの一般道路も混んでたのがイマイチかな。年度末とは言え、あっちこっちで道路をほじくり返して、片道通行やねんから・・プンプン! 
今日、出会ったのは、以前にも取材させてもらったことのある「井之商」という会社の社長さん。地元の「電気やさん」ながら、すごく夢のある、未来をみすえた商品を開発した、話題の社長さんです。
とにかく、饒舌。すごく楽しそうに、ご自分の開発した商品の話だけでなく、商売の話、子どもの話など、いろんな話をしてもらいました。
「私は、仕事してるか、しゃべってるか、食べてるか、寝てるかやし」・・・
私よりも少し年上なだけで、ほぼ同世代。「趣味が仕事」というくらい、今、手掛けてる仕事に夢中の様子です。饒舌なだけあって、言葉の使い方も上手です。

「必要とされる商品、必要とされる人、必要とされる会社であれば、絶対成功する」
「利益は役立ち料。求めたらダメ」
「経営は我慢」
「会社は止まらない時計」
「人を見るならハラを見ること」
「急がず、あわてず、サボらず、着実に」
「正しいのは3つある」
「オンリーワンと、ネクストワン」
「ハラハラドキドキのあるワクワク」
「夢はつくりだすもの」・・・
印象的な言葉がいろいろあったけど、時間があれば、まだまだはてしなく弁論が続きそうなぐらいでした。(笑)
・・・う~ん、これで、記事書けるんかいな~(笑)

「人は生まれや育ちでは決まらないんですよ。どう生きてきたか、ですね。今まで、誰と出会ったか、出会って何を学んだか、そこで、何に目覚めたか、ですよ」
出会うだけではダメなんですね。やっぱり、学んで、自覚しないといけないんですね。

「そうそう、今までの経験からいうと、お金のことをゼニ(銭)って言う人ほど、お金持ってはるねぇ」
ゼニの花は白い。けど蕾は血のように赤い・・・こんなん、ありましたね。
「細腕繁盛記」・・・滋賀県生まれの作家、花登筐の作品ですね。
滋賀県は近江商人を輩出したところ。近江商人は、「売り手よし、買い手よし。世間によし」という「三方よし」の経営理念があります。
そう、今日は、この「三方よし」の取材やってん・・・

井之商さんについては、こちらから