泉岳館の風呂は部屋と同じフロアー(2階)にあり、これは楽ちんだった。
2階の壁紙は全てこの竹模様。
床はちょっとボコボコの畳敷。
奥の灯りがともる所が貸切露天風呂の入り口。
チェックイン時、希望の時間で予約。
無料で1回30分の貸切。
宿泊客の予約が一通り入ると、予約表は露天風呂の前に置かれ、空いている時間に名前を書いておくともう一度入れる。
以前は混浴の露天風呂だったんだろうか?入り口2ケ所、脱衣所も2ケ所あるが、脱いで出て来れば↓の湯船が広がる。
二人では広過ぎるぐらい大きな湯船に鉄分を含んだ湯が・・・。
ここにはシャンプーや石鹸は使えない。
丸い所から冷たい源泉が湧き出してくる。
こちらの湯口からは加熱された源泉が・・・。
展望はきかないが緑に囲まれ、なかなか気持ちの良い露天風呂だった。
こちらも2階にある男性用内湯。
左右の湯船で温度差がある湯が掛け流しに。
男性用の浴室前に飲泉場がある。
女性用内湯。
内湯はチェックインから夜中1:30まで、朝は5:30から入れる。
湯船と反対方向に洗い場。
この内湯がいい。
右側は加熱浴槽、左側が源泉が注がれる浴槽。
源泉温度は13度ほどで、大分の寒の地獄温泉なみの湯温しかない。
源泉だけで満たされた湯船なら冷たくて入ってられない。
かといって加熱してしまうとせっかくの炭酸の泡は消えてしまう。
そこで考え出されたのがこの風呂だろう。
加熱した湯船の底から冷たい源泉を注ぎ、源泉の良さを感じてもらいながら,冷たい源泉でぬるくなった湯にゆっくり浸かる。
いいアイデア!
源泉が注がれる湯船と加温浴槽の間を湯が行ったり来たり。
源泉浴槽の底に人一人分の幅で穴の開いた鉄板が敷かれ、その下からぷくぷく泡と共に源泉が注がれる。
鮮明ではないが、泡です。
しばらくじっと浸かっていると体中泡まみれ。
こんな泡まみれになったのはいつ以来だろうか?随分久しぶりな気がする。
岐阜県では炭酸泉は飛騨小坂にしかないみたいで、ここ湯屋温泉以外の湯も楽しみたいと思った。
シャンプー類は2種類。
アメニティも揃っているが、タオルやバスタオルは部屋から持参。
バスマットは濡れたら交換できるよう何枚も置かれていた。
脱衣所にはマッサージチェアも有り。
ちょっとテンゴして青もみじ。
- 源泉名:泉岳館泉
- 泉質:含二酸化炭素-Na-HCO3・塩化物冷鉱泉
- 温度:12.4度 PH=5.73
- 成分総計:2240mg/Kg
- Na=283.9 Ca=38.1 Fe2=4.1 Cl=190.5 HCO3=586.4 CO2=1053
成分総計の半分近くを遊離二酸化炭素が占めている。
いい湯といい湯使い・・・お風呂は大満足。