串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

泉岳館の風呂

2014年09月25日 | 宿-東海

泉岳館の風呂は部屋と同じフロアー(2階)にあり、これは楽ちんだった。

2階の壁紙は全てこの竹模様。

床はちょっとボコボコの畳敷。

奥の灯りがともる所が貸切露天風呂の入り口。

チェックイン時、希望の時間で予約。

無料で1回30分の貸切。

宿泊客の予約が一通り入ると、予約表は露天風呂の前に置かれ、空いている時間に名前を書いておくともう一度入れる。 

以前は混浴の露天風呂だったんだろうか?入り口2ケ所、脱衣所も2ケ所あるが、脱いで出て来れば↓の湯船が広がる。

二人では広過ぎるぐらい大きな湯船に鉄分を含んだ湯が・・・。

ここにはシャンプーや石鹸は使えない。

丸い所から冷たい源泉が湧き出してくる。 

こちらの湯口からは加熱された源泉が・・・。

展望はきかないが緑に囲まれ、なかなか気持ちの良い露天風呂だった。

こちらも2階にある男性用内湯。

左右の湯船で温度差がある湯が掛け流しに。

男性用の浴室前に飲泉場がある。

女性用内湯。

内湯はチェックインから夜中1:30まで、朝は5:30から入れる。

湯船と反対方向に洗い場。

この内湯がいい。

右側は加熱浴槽、左側が源泉が注がれる浴槽。

源泉温度は13度ほどで、大分の寒の地獄温泉なみの湯温しかない。

源泉だけで満たされた湯船なら冷たくて入ってられない。

かといって加熱してしまうとせっかくの炭酸の泡は消えてしまう。

そこで考え出されたのがこの風呂だろう。

加熱した湯船の底から冷たい源泉を注ぎ、源泉の良さを感じてもらいながら,冷たい源泉でぬるくなった湯にゆっくり浸かる。

いいアイデア!

源泉が注がれる湯船と加温浴槽の間を湯が行ったり来たり。

源泉浴槽の底に人一人分の幅で穴の開いた鉄板が敷かれ、その下からぷくぷく泡と共に源泉が注がれる。

 鮮明ではないが、泡です。

しばらくじっと浸かっていると体中泡まみれ。

こんな泡まみれになったのはいつ以来だろうか?随分久しぶりな気がする。

岐阜県では炭酸泉は飛騨小坂にしかないみたいで、ここ湯屋温泉以外の湯も楽しみたいと思った。

シャンプー類は2種類。

アメニティも揃っているが、タオルやバスタオルは部屋から持参。

バスマットは濡れたら交換できるよう何枚も置かれていた。

脱衣所にはマッサージチェアも有り。

ちょっとテンゴして青もみじ。 

  • 源泉名:泉岳館泉
  • 泉質:含二酸化炭素-Na-HCO3・塩化物冷鉱泉
  • 温度:12.4度 PH=5.73
  • 成分総計:2240mg/Kg
  • Na=283.9  Ca=38.1  Fe2=4.1    Cl=190.5  HCO3=586.4    CO2=1053

     成分総計の半分近くを遊離二酸化炭素が占めている。

  いい湯といい湯使い・・・お風呂は大満足。