朝刊を取り込もうと郵便受けを開くと、↓ のビニール袋が新聞の上に乗っていた。
なに、何なん?
家の前の道に落ちていたのを誰かが拾って、うちのポストへ入れておいたのかなぁ?
袋を開けてみた。
うん・・・?
シールがびっしり貼ってある。
総数96枚。
ビール缶に付いているシールをはがして、台紙に貼り付けたものだった。
差出主欄は空白だが切手は貼ってある。
家族に心当たりはなく、何やろう?誰が・・・?と、考えて、はたっと思い当った。
その日は空き瓶、空き缶、ペットボトルの収集日。
うちではアルミ缶だけ潰して別の袋に入れ、門扉の内側にそっと置いておく。
集めて回るある男性が持って行きやすいように、以前からそうしている。
その男性の仕業や~と、気づくのに時間がかかった。
きっちり貼られ、セロテープで押えてある台紙を見て、しばらく声が出なかった。
集めた缶からはがして1枚1枚貼り付けられたんだろう。
そして私の名前で応募するように切手まで貼られて・・・。
なんて心ある人なんだろう。
頭が下がる。
有難く私の名前を書いて出そう。
町内の桜が開花。
毎年、この木が一番早く咲く。
特に日当たりが良い訳でもないのに、不思議。