木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



のち
今日は肌寒い1日でした。
昨年秋の節酒の宣言もすっかりかすみ、
ほぼ毎日、夕方になると近くの「松菱マート」に、
酎ハイと軽いつまみを買いに行ってます。
意志の弱さといい加減、なかなか直りません。

写真はそのスーパーで撮ってきたものです。
ここ数日のニュースからすると予想されていたこととは言え、
売り場の棚からすっかり「不二家製品」が撤去されていました。
店のこのねらいは何でしょう。
「うちは社会に害をもたらす悪い企業は許さない正義の会社です」
とでもアピールしたいのかな?
確かに、賞味期限切れの牛乳を用いたことは悪い。
私とて,そんな原料で作ったシュークリームは買いたくありません。
情報を正確に開示することは、企業の責務であり誠実さです。
その点で不二家にその意識が欠如していたことは否めません。
そのことがマスコミを通じて公表されたことで
不二家は大いに企業イメージにダメージを受け、
さらに今後、大きな経営的岐路に立たせられるでしょう。
社長も辞任、これでじゅうぶんに社会的制裁は
受けたのではないでしょうか?
何も、「ルックチョコレート」や「ミルキー」まで
引き上げることはないのではないかと思います。
もちろん賞味期限を過ぎた原料を使ったことは
繰り返して言えば、「企業正義」「コンプライアンス」に反する。
でも、そこから先の判断は消費者に任せられるべきだと思う。
全小売店が店先から不二家商品を撤去するというのは
ヒステリックだと思う。
例えば、私の判断はシュークリームやケーキは買いたくないが
「ルックチョコレート」の「ナッツアラモード」食べたい。
そういう人もいるのです。
罪を認めて反省している人(企業)には寛容であってイイと
考える人もいるのです。
もちろん潔癖で許せない人もいてもイイのです。
どちらの判断も考慮されるべきです。
だから、店頭から不二家製品を
すべて撤去する必要はないと私は考えます。
自分の判断で買いたくない人は買わない。
あなたは冷蔵庫の残っている賞味期限を
1日過ぎた牛乳捨てますか?
元来がいい加減な私、レンジでチンしてコーヒーに使います。
ヒステリックならずに自分の判断を作ること。
「悪」を青筋たててただ責め立てることで、
責める人がより「善」であると言うことにはならないのです。

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