木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)




今朝も穏やかな朝です。
日ごと夜が長くなり、村2周目のランニングの終わりに
ようやく白み始めるほどになりました。
静かな天候にしかも遊びやすいのか、
よく鳴き声が聞こえ、またそれを脅かすための
爆竹の音が静かな谷間に時折響いています。

さて、よく煮物料理ではコトコト煮込んでという表現が
心がこもったおいしい料理のように言われますが、
多くの煮込み料理は、強火で一気に煮込んだ方が
おいしいと思います。
弱火でぐたぐた煮込むと材料のおいしさが出ると言うよりも
おいしさは煮汁に出尽くして
素材そのものは形を崩して
何を食べても同じようになります。
しかし、強火で一気に10~15分煮込んだものは
素材はちゃんとそのかたちをとどめ
煮汁もおいしいのです。
昨晩はカレーを作りました。
強火で炒め、強火で煮込むこと15分。
ぐらぐら煮立っている様子と鍋と湯気が見えますか?
最後にルーを入れ、ソース、特製醤油などで
味を調えてできあがり。
私一人ですからこれで2日分くらいあります。
でも、二日後でも飽きることはありません。
材料の味がそれぞれ残っているからです。
何もまろやかな味を出すのに
コトコト煮込む必要はありません。
強火でがぁーと煮込んであとは冷蔵庫で保存すれば
最初はスパイスの効いた味、
そしてあとは嫌みのないまろやかな味になるのです。
今日もこの弁当をデイパックに背負って
元気に仕事に行ってきます!

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