木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)




おはようございます。
我が家でも昨夜、形ばかりの豆まきを済ませました。
はやりの恵方巻きは食べませんでした。
立春の空は月が煌々と輝き、空の水色がさえます。
春とはいえ、よく冷え込みました。

スマホは二つのボタン同時押しでリセットできることを
昨日教えてもらい、無事回復。
ロングコースの時間計測は膝に違和感を感じるものの
46分台の半ばで走れました。

さて、最近時間に余裕ができ、よく本を読みます。
やはり関心があるのは、ふるさとの行く先。
10年前は「田舎暮らしっておしゃれでしょう?」というような
軽い感じで始めた伊豆通いですが、
もう少し深く自分の人生かかわることだと気がつきました。
自分だけ村で楽しいことをするんではなくて、
村があってこその自分の暮らしがあるという
当たり前の事がわかるようになりました。

空き家、高齢化、医療サービスの撤退、過疎、限界集落、
地方を取り巻く環境は伊豆山中に限らず厳しいものばかりです。

そんな中で勇気をもらったのはこの本です。
そう簡単に山村は消滅しないよ!
これを実地調査に基づき、理論的に立証しています。
割に合わない山村を「たたもう」とする政府に対して
冷静な反論です。

山村を存続させるポイントは、そこに住む人の意志と
その地方の良さを気づかせてくれる都市部からの
若者の移住あるいは短長期の滞在にあることを
筆者は指摘しています。

考えてみれば、私はなぜ10年間、伊豆に通っているのでしょう?
やっぱりここが好きだからです。
こういう人がいる限り、地方は死なないのです。
この本を読んで、私の意を強くしました。

読後に筆者の経歴の裏書きをみると私と同い年ではありませんか。
一度、お話をしてみたいものです。

今週の合い言葉は「富士ハーネス行こう!」
それでは事故に気をつけて行ってきます。

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