木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

今朝も雨で、

この子ももううんざりと言った感じです。

9連休も今日までですが、磐田に戻ってからはずっと雨降りです。

私は雨だから、おとなしく本を読むというタイプではありません。

そんな私のために車に乗っているのがおもちゃ箱、

中身はカンナです。

一昨日、昨日の午前1~2時間、この刃物研ぎにかかりました。

スタートは人工の中砥石をダイヤモンド砥石で平面にしたからです。

これは台直しカンナといって、カンナ台を平面にしていくものです。

これはいわゆる普通のカンナです。

この「源利彦」の銘のカンナ刃はちょっと有名な刃だそうです。

右の「喜千之助」とともに「寸六(すんろく)」と呼ばれる刃幅65㎜に分類されます。

研ぎはこの黄色の中砥石にはじまり、

天然石の白の合わせ砥石に移っていきます。

妻の実家から三徳包丁も飛び入りで入りました。

もう1種の仕上げ砥石の皇帝があるのですが、この日は撮り忘れました。

4丁のカンナと

三本の包丁を研いで、およそ90分。

このカンナの切れ味、早く試したいです。

2日目の昨日も砥石の平面出しから始まりました。

今日のカンナは刃幅が72㎜の「寸八(すんぱち)」

と呼ばれるものを2枚と寸六1枚研ぎました。

そうこれが前日、写真を撮り忘れた

最終仕上げの合わせ砥です。

削る時の逆目を止める裏金は合わせ砥石だけで、簡単にちゃちゃっと研ぎます。

カンナ3丁と

刺身包丁を2本研いで80分くらいかな。

お昼はひさびさに「マルトモさん」のコロッケとメンチカツ。

夕食はいつもの麻婆豆腐とサラダです。

夕方近く、奇跡的に雨に降られず走れたので、晩酌のビールもおいしかったです。

それでは今日も元気に行きましょう。

 

 

 

 

 



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